誰かに酷な事項を告げる仕事は
本当に大変なストレスを発する仕事だろうなと察します。
自分はそうしたくないけど
組織として決まったことを告げなければいけない。
厳しい場面に敢えて向わなければいけないのは
それが仕事と分かっていても辛いだろうなと思います。
でも
仕事ならばそれをやりきったら
自分の中で何かすとんと落ちるものがあり
自己の意思でその酷な事項を告げたわけではないので
ついた傷もそんなに深く残るものではないと
割り切れると思う。
きょう、コーイチに戦力外通告。
その場に立ち会った球団関係者の方、お疲れさまでした。
あなた方にとってはただ一つやりきっただけの｢仕事｣だけど
マリンにいつか立てると信じてがんばっていたコーイチや
そんな彼をずっと待ち続けていたたくさんのファンには
この上ない深い傷を残しました。
いつかこの傷は薄れるのかもしれない。でも
きょう、この日にこのニュースが流れたこと
そして
わたしたちが残念がり、涙したことは
ずっとずっと消えない事実。
現役続行を希望し、フロント入りを固辞したコーイチ。
当たり前だよね、だってコーイチはずっと
浦和でがんばってた。
あんな大ベテランが晃多くんや翔太くんたちといっしょに
練習に汗を流し
与えられた仕事をきちんとこなし
いつかマリンに戻る日を信じて
きちんと評価される日が来ると信じてがんばってた。
だからきちんと評価してもらってください。
きっと他球団からオファー、来ると思います。
2000本安打まであと173本？かな？
絶対達成できると信じています。
どんなユニを着ていてもコーイチはコーイチ。
23年間、弱くて勝つことを知らない時代から
勝てる喜びを知る時代を駆け抜けてくれた
最後のオリオンズ戦士。
どこに行ってもずっと応援します。
どうかこれからも元気でがんばれ！
今こそ、あのライトスタンド最上段から聞こえたあの
｢コーイチガンバレー！｣
心をこめて。
コーイチ、ガンバレー！！