女カギ師の小さな足あと セキュリティロック Tokushima  -22ページ目

女カギ師の小さな足あと セキュリティロック Tokushima 

この仕事に携わり28年になります。鍵は大切な財産やかけがえのないものを守るアイテムのひとつです。
そんな鍵のトラブルや日々の出来事のちいさな足あとです。
少しでもお役に立てれば幸いです。

「玄関の鍵がささらないので修理お願いします」とご連絡をいただきました。

築年数を聞くと10年以内ということでした。

経年劣化・部品摩耗などはあまり考えられないな~と思いながら現場へ行きました



原因は鍵穴にグリスや油性の潤滑油などを注入したことで

鍵穴内部の細かい部品が、油と汚れで固まり動かなくなり

上側・下側と鍵がささらない状態でした。


以前鍵の抜き差しが悪くなった時、

よくある潤滑油を注入後、しばらくの間は正常に動いていたらしいのですが、又調子が悪くなり、今度はグリスを入れたり油を入れたりの繰り返しで今回どうにもならなくなったようです。


ここまでになると普通なら鍵のお取替えを進める鍵屋さんの方が多いと思います。

交換すると 25.000円 前後かかります。


鍵の内部でグリスや汚れで固まっていることが原因です。

なので手間と技術を要しますが、鍵内部を分解・洗浄することにしました。


今までこのようなトラブルははよくあることでしたが、今回は半端なく大変でした。


左洗浄前 右洗浄後


鍵の内部もベタベタ・ドロドロでグリスが固まりキーウェイをふさいでいました。

このようなひどい状況は初めてでした。

内部の部品をすべてバラバラにして、洗浄・組立て動作確認をして完了です。



作業前



作業後


とても喜んでいただきましたが、本当にすごかったです。


鍵穴専用の潤滑油があることをお伝えしました。