こんにちは、出張サービス鍵屋です。ここのところ台風がいくつも発生し、雨と強い風が吹く日が続いています。毎日のお天気チェックと、早めの対策で安全にお過ごし下さい。

さて「金庫の寿命」についてですが、皆さま金庫はお持ちでしょうか?一般的なご家庭にある金庫の場合はだいたい電子レンジくらいの大きさをしており、耐火性能があります。また事務所や会社でご使用なさっている場合は、大きなもので小学校高学年の子供の背丈ぐらいあります。地面とボルトで固定しており、持ち出しは出来ない防犯性能もついています。
もしお持ちでしたらその金庫は一体いつ頃からあるか確認してみてください。金庫には使用期限があるのです。

金庫の耐火性能
金庫のイメージは、鍵をかけた頑丈な箱の中に現金や通帳・ハンコなどを入れて盗まれないようにするという防犯イメージが強いかもしれません。ですが金庫のメリットは実は耐火性能にあります。予期せぬ火災により大事なものが燃えてしまっては大変。家庭用金庫のほとんどはこの耐火金庫となります。防犯目的としても、ダイヤルロックや金庫の重さなどで効果はありますが、金庫を破壊されたり持ち運ばれてしまう可能性もあります。防犯目的として使用するなら、大きな金庫・地面に固定できる金庫・埋め込み型などをお選びください。

金庫の寿命は20年
金庫の耐火性能は20年です。これが題名の寿命となります。上記で説明した通り、家庭用金庫は耐火性能が命となります。金庫の仕組みは、金庫の耐火材に含まれる水分が火災の際に気化し、その際に発生する気化熱により金庫内部の温度上昇を食い止めています。この耐火材に含まれる水分は、経年劣化によりどんどん少なくなりますので、20年経つと耐火性能も無い状態となります。
もし20年使った金庫があるならば、買い替えも検討してみてはいかがでしょう。