先日購入したモニターヘッドフォンAKG K271MK2を一晩音を鳴らし続けてエージングをしてみた。
さらにレコーディング時にもモニターとして使用してみたよ。
最初聞いてみたとき、あまりの音のショボさに驚愕したけど、多くの人が評価しているモニターヘッドフォンなんだから何かおかしいと思って色々考えてみた。
そして結論、最初とは音が違う!
ただ、エージングは都市伝説みたいなところがあるからね、あまり効果は信じてない。
かなり大きなスピーカーとかなら駆動部の慣れとかありそうだけど、ヘッドフォンクラスの大きさじゃね?
ということで、実は一つ気づいたことがある。
前の記事でも書いたけど、実はこのAKG K271MK2、側圧が低いんだよね。
つまり横から耳に押し付ける力が弱め。
これは耳とか頭が痛くならないっていうメリットと同時に、ヘッドフォンのドライバーとの密着感が損なわれるっていうデメリットがある。
さらにこのAKG K271MK2に付属しているイヤーパッド。
ベロア調の布地のものと、レザー調の合皮?の2つが付属していてお得なんだけど、これがどちらも肉厚。
モッコリとした感触なので、肌触りが優しいっていうメリットはあるものの、これもやっぱりヘッドフォンのドライバーとの密着感が損なわれてしまう。
ということはどういうことかというと、一言で言えば「低音が聞こえにくい」ってこと。
試しに軽く外からAKG K271MK2を抑えて耳に密着させてやると、低音が聞こえてくる。
この検証で色々とわかったこと。
それは色んな記事でAKG K271MK2をエージングした結果、音が良くなったとか言われてるけど、実はそうではなくてイヤーパッドが軽くヘタったもしくは馴染んだことが原因なのではないかな。
新品でパンパンだったイヤーパッドが馴染んで厚みが薄くなり、かつ使っている人の頭の形に馴染んだ結果、密着度が上がり、その結果として低域含め音がきっちりと聞こえるようになったのではないかとみてる。
ちなみにちょっと間使ってみての感想は、「聞きやすい」。
音の分離が良いというのは確かじゃないかな。
特にギターの単音やハイハットやライドシンバルの金属音、ベースの高音部やボーカルの息遣いなどの中高域に属する音なんていうのは非常に良く聞こえるし聞き分けやすい。
簡単に言うと、曲としてではなく、音として聞こえる。
あと低域はイヤーパッドが馴染めば聞こえてくるけど、それでもベースやバスドラの音は弱め。
なので、リスニング用に慣れている人がAKG K271MK2で同じぐらい気持ちよく低域を鳴らそうとミックスすると、ちょっと低音ありすぎな音になるかもしれないね。
とにかく歌ってみたのボーカル録音時に使用するヘッドフォンとしてはAKG K271MK2は「側圧が低いので耳が痛くならない」「低音が優しいので長時間でも疲れない」「中高音が出るのでボーカルを聞き分けやすい」っていうメリットがあるのでオススメかな。
参考にしてみてね。