こんばんは!
この間、もののけ姫をご紹介した際にチラッとお話した“「もののけ姫」はこうして生まれた。”というドキュメンタリー☆
皆さんは知っていますか?
もののけ姫が誕生するまでの約2年間を400分にも及ぶの映像に収めたドキュメンタリーです。
仕事に行き詰まったり、やり甲斐を見失いそうになったときに見る映画(映像)の1つ。
何度も思わず「すごい!」と声に出してしまうくらい、細かなシーンの懲りように、きっと一つでも手を抜いてしまったら、こんなに素晴らしい作品は生まれなかったんだろうと感じました。
当時、日本映画の歴代興行収入を塗り替え、社会現象となったもののけ姫の知られざる舞台裏の取材。
ひたすら机に向かい、手を抜くことなくどんなに小さなことにも徹底してこだわる宮崎監督。
久石譲さんを中心に、素晴らしい音楽を作り上げるオーケストラ。
もののけ姫が当時の日本映画の興行収入を塗り替えたこと…なんら不思議はないことが伺えます。
また、サン役の石田ゆり子さんやアシタカ役の松田洋治さんをはじめとする、キャストの方々の貴重なアフレコ風景も収録されていて、見応え抜群!!
美輪明宏さん、今は亡き森繁久彌さんと森光子さんや、田中裕子さん、小林薫さん、島本須美さん、西村雅彦さん、上條恒彦さん、佐藤充さん……。
豪華なメンバーがキャラクターに声を吹き込み、それぞれの取り組みがとても情熱的でかっこいいのです!
宮崎駿監督の要求になんとかして応えようと、全身全霊を込めてセリフを発する映像は、鳥肌もの!
だんだんサンに見えてくる石田ゆり子さん。
本当にお美しいです。
アシタカは松田洋治さんが演じなければ、あんなにかっこいいキャラクターにならなかったと思えるほど、凛とした強さと切なさをうまく表現されていて、とてもかっこいい!
田中裕子さん演じる、クールなエボシに見惚れまくり。
はあ~、本当に素敵 (//∇//)
美輪明宏さんは、難しい要望にも何なく応え、宮崎監督も大満足のようでした。
かなり見応えがありますよ!!
そして、取材の中で個人的には「海がきこえる」の頃からのファンである、近藤勝也さんが出演されていたことに驚きと嬉しさがありました!
DVD「海がきこえる」の特典映像に入っている「あれから10年ぼくらの青春」は何回繰り返し見たことか……。笑
帰ってきた放蕩息子と呼ばれていたところに笑ってしまいました (*^^*)
劇中、CCDカメラで遊ぶ近藤さん!
アップです!(^^)
そして、なぜか手元にはけん玉……。笑
近藤勝也さんは作画だけでなく、「崖の上のポニョ」の同名の主題歌では作詞も手がけ、なんとポニョのモデルになったのも近藤さんの娘さんなのだそう!
多彩な才能に感心しまくりです。
さらに、私の大好きな作品「耳をすませば」の監督であり、今は亡き近藤喜文さんも出演されています。
もう近藤喜文さんの新しい作品を目にすることが無いと思うと、とても寂しく感じます。
それぞれの立場で1つの作品に魂を込めていく約400分もの取材映像。
この映像を見た後にもう1度もののけ姫を観たら、また違った感覚を味わうことができると思います!
仕事に疲れたらぜひこれをご覧になってみてください。
近々、写真を撮ったら、私がコレクションしたもののけ姫グッズもご紹介したいと思います。
ぜひ、お付き合いください♡
それでは……^ ^