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Secret Passage

毎日の暮らしの中に、私だけの
Secret Passage-秘密の抜け道-を探して・・・

ハウスメーカーのキャッチコピーみたいな
タイトルですが…
いつもの自己完結です。
好きな街に行ったら、心が洗われた、
好きな街で、好きな人・好きなものに囲まれたら
元気が出た、それだけのことです。

わたしが大学生活を過ごした街、吉祥寺。
大学の推薦を受けるか迷って初めて行った、
っていうくらい縁も馴染みもなかった街。

思い返せば、旅行やおじいちゃんの家に行く以外では
山手線の内側からほとんど出たことがなかったわたしにとって
吉祥寺で大学4年間を過ごしたことは
人生のなかでも意味のある時間だった気がします。

その街に向き合い、その街に暮らす人に向き合う、
というのは今のわたしの仕事に通じるものがある。
通いはじめたばかりの頃は
先輩に付いていくだけ、
しかも行くのは居酒屋かラーメン屋さん、
いいときでおしゃれなバー、
の日々だったのが
大学生になってからの新たな自我
つまりカフェが好き、雑貨とインテリアが好き、
を自覚してからは
街歩きが大好きになりました。

一本路地を入ると巡り会えた、
他の誰ともかぶらないような
キラキラの小物たち。
行ったこともないのに
『パリの雑貨屋さんみたい』だと
勝手に思い込んでいた店構え。
お店の外から見える内装・雰囲気に惹かれて
入りたいカフェをリストアップした日々。

卒業してから一度も足を運んでいなかった吉祥寺に
今日行ってきました。
すっかり寝坊したので滞在時間は短かったけど、
好きな人に作ってもらったカプチーノに、
変わらない小路と変わっていく駅に、
わたしにピシャリとはまる"欲しいもの"に、
安心し元気をもらい、
時の流れを感じ、
あの街で過ごした日々を懐かしみました。

来週の休み、欲しいものを手に入れることを口実に
また行って来ようと思います。
来週はもっと長くいられるはず。
好きなことのために、明日からまた働きます。


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わたしはこんなに運がない人間だっけ?
今まで強運だと思って生きてきて
ここに来てこんなになるなんて。
運のせいにしてる時点で
ダメなのかもしれないけど。

ほんとにしんどい。
今まで自分がしてきたことは
相当にムダだったみたい…
もっともっともがかないと
結果が出ない世界に来てしまったみたい。

また気づくと涙が溢れて。
わたしはこんなになるために
今まで生きてきたわけじゃない。
こんな大人になりたくて
過ごしてきたわけじゃない。

わたしが憧れた大人は
周りにはいなかった。
働く女性のお手本なんていなかったし
お母さんたちの生き方には
リアルを感じなかった。
わたしが憧れた大人は
たとえば『冷静と情熱のあいだ』のあおい。
たとえば表参道を自転車で走るひと。
たとえばフランスのインテリア雑誌に出てくるひと。

このままじゃ憧れた大人にはなれない。
現実を知って、なりたい自分が
すっかり分からなくなった。

わたしには信念がないのかもしれない。
信じられるたったひとつのものが
ないんだと思う。
だからブレるし、流される。
だから、人の目を気にする。

よく、『ダメな自分を受け入れてあげる』って言うけど
受け入れると何か変わるんだろうか?
そうすると前に進めるの?

答えがでないので
楽しいことだけ考える。
ゆっくりお風呂に入って
アメリでも見ます。




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今日はおじいちゃんの
84回目の誕生日。
人生で7回目の年男。

12年のサイクルを7回も経験する、って
すごいなぁ。長生きだなぁ。

お正月に一緒に過ごしたとき
戦争中のはなしを聞いて。
貧しさも人とのお別れも
今よりずっと身近にあった当時。
実感のわかない話でも
次の世代に繋いでいくのは
わたしたちなんだよね。

まだまだ聞いておかなくちゃいけない話が
いっぱいあるはず。



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