長いお付き合いのお客さんから予期しないクレームを受け、怒らせないようにその対応をした。
まったく想定外の会員さんが忙しい時期だからという理由で辞めていくことになった。
他にも数人の会員さんが、来月も続けてくれるのかそうでないのか不透明な状態にある。
夕方暗くなった頃、若い女性が「大きめのビニール袋はありませんか?」と飛び込んできた。道路の真ん中に傷ついた鳥がいて、車に轢かれそうだから助けてあげたいのだそうだ。袋を用意して渡そうとしたが、その直前に鳥が無惨にも走ってきた車に轢かれてしまったようだ。
若くて心の優しい女性に関心すると同時に自分だったら見て見ぬ振りをするだろうなと思い、情けなくなった。
そんなこんなで気分が落ち込んでいたし、遅くまで働いたから早く家に帰りたかったのに、電車が信号機故障で振替輸送を利用する羽目になった。普段なら使わない駅で乗り換えがあり、大きな荷物を引いている外国人観光客を階段を登るところで見た。
荷物を持って階段を登るのは大変だろうと思って声をかけたら、英語っぽい言葉で話してきた。疲れていたので、対応が面倒だという顔をしたと思う。エレベーターを探しているようだったが、自分もよく知らない駅だったので、力になってあげることができなかった。
毎日手を抜かずに一生懸命生きているつもりだったけど、自分はダメダメな人間で、本当に情けない存在だと気づいた。酷く疲れた一日だった。