今、私が消えても誰も気づかない


そう思ってしまうことがよくあるけど。


たとえば十年後でも、


この窓のように、たいして褒められもせず


たとえば明日や明後日でも、


あの電球のように、きれるとちょっと困る


そんな存在。


いつもは気にかけなくても。必要な時がある


誰もがほしがる地位なんて要らないから


誰かに必要とされていたい。


あの目の前にある夕陽を守れるように



目の前にある幸せに気付けるように