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走行管理クルー

8月19日、六本木のY! の会議室に男性ばかり30名ほどが集まった。ツールド東北の走行管理クルー説明会である。
到着して2Fの受付で名前を言うと「はい。あなたは南三陸170キロの担当です」と告げられる。
笑顔でサラッと170キロって言われても・・・と思うが、ここまで来てしまった以上、あとには引けない。
会議室入り口でマニュアルが渡されるが奇数ページがないことが発覚。あわてて制作しなおしている間に
ツールド東北の歴史や意義などが説明されるが、このイベントは10年間継続されること、以前のようにレースの形態にはどうやら復活はしないことがわかったくらいで、あとは色々と説明されたが・・・忘れた。というか、興味もないので聞いていなかったというほうが正しいだろう。

今回の応募動機は来年の優先出走権目当てと夏休みで「ヒマだった」ためだ。
だいたいクジ運など持ち合わせてないの私のことだから当選するはずがない。と思って応募したらなぜか当選してしまったのだ。
応募には過去のロングライドイベントの参加経験などを書き込むところもあるが、別に完走証の提示や走行ログのチェックなどはないので、
まぁどうしても体験してみたいという人はこの欄にはホノルルセンチュリーライドでも榛名山ヒルクライムでも佐渡ロングライドも適当に書いておけばいい

実を言うと、私は走行管理ライダーよりも気仙沼会場のクルーになりたかった。
なぜなら、気仙沼スタートはワンウェイフォンド。つまり「いってらっしゃ~い」と送り出してしまえば業務終了。
なので気仙沼会場だけは当日は6時集合、9時半解散である。実働3時間半で他のクルーと同じように翌年の優先出走権は得られるのだからなんとも効率がいい。
ただ、同じ事を考える人は多かったようで、そちらは選考にもれてしまった。

211キロや170キロなどの100キロ以上のライドは地元をはじめてするクラブチームが仕切ると思っていた。
彼らは関東なら筑波山やヤビツ峠などで練習し、エンデューロやクリテリウム、ヒルクライムなどレースでの高速巡航は慣れたもの。
もし問題があるとすれば、時速40キロ以下のスピードで遅く走るほうが苦痛だろうということくらいだろう。
それにグループで走行管理クルーをすれば、来年はクルーを務めたグループの各メンバーに優先出走権が割り当てられる、
主催者側もクルーにまとまった人数が確保できるということもあり、お互いに願ったり、叶ったりというわけだ。
ところが説明会に来た方たちで団体応募はこの日はいなかった。

コースは60キロから211キロまで。走行管理クルーは走行距離が長いほうが大変だと思われる方も多いかもしれないが、実は距離が短いほうが大変である。
先にも書いたが100キロ以上の距離を走ろうなどと考える人は普段から集団走行も峠も走りなれているだろうし、このクラスの参加車両はほとんどがロードバイクだろう。
多少のトラブルがあっても、それこそパンクくらいで走行管理クルーを呼ぶようなことはしない。ちょっとしたトラブルなら自分で修理してしまう。問題は60キロのほうだ。
これより短いコースはないのでここにはそれこそいろんな人が参加する。さすがにママチャリはいないだろうが、100キロ以上のクラスよりもロードバイクの比率はグッと下がり、
トラブル対処の能力もそれに比例して下がる。つまり、こちらの出番が増えるのある。
実際の説明でも
60キロクラスなどではこのイベントのために自転車を購入して参加されるという方もいます。みなさんのサポートがぜひとも必要です」
などと言っていた。言葉は悪いが、いわゆる「マヂ勘弁状態」が多発する可能性もあるということだ。
ただ、参加者を先導するようなことはせず、トラブルがあったら対処、何もなければゴールして業務終了ということだ。


説明会のあとに数人が集まってコースプロフィールを見ながら意見交換をする。
「斜度は最大でどのくらい?」
「アップダウンはそれほどきつくはないけど、小刻みにあるのでボディブローのように後半になって利いてくる」
「チューブラーでの参加者は見捨てていいよね」
「タイヤくらい持ってるでしょ」
「でも、リムテープ持ってないとかいそうだよね」
「ミニベロで参加してるのはどうする?」
「それは回収車しかないでしょ」
「電動アシスト自転車で参加して『バッテリーが切れました』ってなったら?」
「バッテリーはずして走れ(笑)」
「それも回収車行きでいいでしょ」
ありとあらゆることが発生することを考えて、常識では考えられないようなケースも話し合う。
ただ、いずれにしても参加者にはある程度の自助努力は必要で、走行管理クルーが何でもしてくれるとは考えないほうがいい