春の日差しが強まってきたと思いきや

またまた寒気が来ているみたいですね汗


2月3月って

季節の変わり目な感じが凄くて

毎年体調崩しがちだったなと思い出しました。


まぁ今回に関しては

体調を崩すとかのレベルじゃないけど汗


2月末に入ってから

薬が代わり

副作用が緩和されてからの治療が思っていたよりも順調で

先生方が驚いていました。


やっぱり若さってすごいって

もう30代でも世の中的にはまだ若い部類に入るんだなと思いながら

若いからこその病状の進行もあると思うので悠長なことも言ってられないですが

何はともあれ急激に症状が楽になった感覚は嬉しかった。


薬疹のピリピリ感も

発熱とかも耐えられるけど

頭痛や眠れないのが副作用はきつかったかな。。。


まぁ1番はやっぱり呼吸がうまくできず

ゼーゼー言いながら呼吸を必死でしなきゃって時が1番苦しかったけど

それもだいぶ落ち着き

酸素ボンベを鼻に入れ続けていたことで

鼻の粘膜が傷つき出血しては固まってを繰り返していたときは

嗅覚も変でカンジダも合わせて食事も気持ち悪い感じでした。


それも全て緩和し

先生からそろそろもしかしたら退院の話もできるかもねと言われた時


まだまだ先の話だと思っていたから

先生がカーテンを締め退室された後

今まで感じたこともないほどの感謝と

なんとも言えない感情が湧き上がってきて

こんなに自然と涙って流れるんだってくらい

すーっと目から…


それに気づいてからは

同室の方々にバレないように潜めつつ

泣いた事、一生忘れないと思います。


自分が思っていた以上に

苦しかったし、しんどかったし

家に帰りたかったんだなって


自分の体と心によく頑張ったねって思いながらも

同室の方々はまだまだ入院生活が続くと思うと

自分ばかりが喜んでいるのも申し訳なくて静かに感謝だけを心で唱えました。


約1ヶ月の入院中8人くらいの方の退院を見送りましたが

その度に僕の番はいつ来るんだろう

むしろ退院できるのか

このまま帰れないんじゃないかって

不安になった経験があったからこそだと思います。


ですが

看護師さん

お医者様

現代医療やサポートしてくれた友人たちに

本気でありがとうという気持ちでした。


自業自得の過去の過ちでHIVになってしまったけど

その治療からも逃げて

生きることを諦めていたけど


今こうして

たかが肺炎と思われるかもしれないけど

本気でこのまま僕の命は終わるんだって思ったあの日から

今を生きて迎えられていることに

感謝以外もう何も無いですよ。


HIVになっても

治療を諦めても

生きることがしんどくても


思い直すことは悪いことじゃない

生きたいと思うことは悪いことじゃない


素直に勇気を出して

相談すべき人たちに相談できた時

本当に一気に心が楽になりました。


僕にとってはそれが医療の方々でした。


友人や家族にはHIVのことは言うつもりはまだないけど

自分のことを知った上で

たとえそれが仕事だとしても

HIVである僕自身を認め、支えてくれる方々にたくさんの優しさと心強さを感じ

今があります。


もうすぐ

退院できる


HIVから日和見感染による肺炎を発症しても

ちゃんと回復できる


このことをここで書くことができているのは

大きな意味があるんじゃないかと

僕は思っています。


確定申告の問題や

障害者手帳の発行の手続き等

各都道府県で対応は違うらしく

僕は時間がかかってしまっていますが


それも全て

カウンセラーの方がサポートして

その都度説明をしてくれています。


退院をして

次の外来までにはきっと手帳発行されるだろうから

そこからはHIVと肝炎の治療が始まります。


それに伴って

また違う病が症状を出す場合もあるらしいけど

それにも一つ一つ対応できるよう

準備しておくので安心してくださいねと


こんなに優しく接していただいていいのかなと

申し訳なさとありがたさが入り混じった不思議な感覚です。


後は入院費用と今後どう生きていこうかが心配なくらいですかね。。。


入院なんて初めてだし

約1ヶ月なんて期間、絶対高額だよなと…


そして仕事も全てキャンセルになってしまったから

0からのスタートになる…


でも

退院後は体力の低下が著しく

いつから仕事復帰できるのかもわからない…


退院してからも

問題は山積みだなと思いつつ


でも

こうやって生きることに悩めることも

生きているからこそなんだなと感じています。


これを不幸だと思わないのは

この入院で僕自身の心にいろんな変化があったからだと思います。


めんどくさいとか

なんで自分ばかりとか

前の僕ならネガティブに考えていたと思います。


だけど

これも生きてなきゃ感じれない感情だし

全てがダメになったわけじゃないって感じられてるから

しっかりと向き合いながら

前向きにこれからを生きたいなと今は思っています!!!


とにかく

退院のその日まで後少し

しっかりと療養していこうと思います。


みなさんも

辛い時、苦しい時、しんどい時って

絶対あると思うんです。


でも

それも生きているから感じれる

人間特有の感情なんだと思います。


そして

そんな中でも

ありがたいことって日常に溢れていると思うんです。


その一つ一つにぜひ気付いて

少しでも幸せな気持ちで毎日を過ごして欲しい


そんな風に僕は思います。


今回はそんな報告ブログになりましたが

今後の治療等についても

どんどん書いていこうと思いますので

引き続きお時間がある時にでも

遊びに来ていただけたら嬉しいです。


それでは

今回はこの辺で。


イマサラ