私は今でもガラケー(P-04B)を通話用携帯電話として利用している。
スマホは単純に手のひらサイズのミニコンピュータとして利用しているのもあるが、通話利用するにはガラケーのような純粋な携帯電話機能のみの方が都合がよいからだ。
バッテリー持ちにしてもそうだし、安定性にしてもそうだ。
例えばスマホで飲み屋を検索してそのまま電話を掛けるのも確かにスマートだが、10桁程度の数字を打ち込む労力など惜しむこともあるまい。
スマホで検索、ガラケーで通話しながらスマホで地図を見る方がよっぽど便利ではないかと思う。
しかし、もっとも重要なのは仕事の電話が取れないのは致命傷だ、スマホだとバッテリー切れや熱暴走で再起動が起こる事も多々あったが、ガラケーの安定性は折り紙つきだ。
そんなガラケーにもひとつだけ懸念事項があった。
キャリアメールだ。
現在はなるべくGmailで連絡が取りあえるよう設定変更をお願いしたりしているのだが、時折キャリアメール宛にメールが来る事がある。
相手がガラケーの人にその傾向が多いのだが、連絡帳に複数のアドレスを保存していてそこの1番目がキャリアメールのアドレスの場合に間違えて送信してしまいがちのようだ。
その人たちの為に残しているようなものなのだが、もういい加減ガラケーでメールを打つのも面倒になってきた。
そこで、スマホ側にキャリアメールのアドレスを移行する事にした。
Xi回線のスマホではキャリアメールはアドレス取得すらしていない状態であった。
まずはガラケーのアドレスを1度別のアドレスに変更し、24時間後に更に別のアドレスに変更する事で最初のアドレスの保護期間が無効になるので、その間にスマホ側のアドレスに変更する事で完了する。
悪名高いSPモードメール(アプリ、サービス両方)を使うのは不本意だが、これで今まで通り間違えてメールを送信してくる人たちにも対応する事が出来た。
ex)
1. 回線A の メールアドレス abc@docomo.ne.jp から def@docomo.ne.jp に変更
2. 24時間経過を待つ
3. 回線A の メールアドレス def@docomo.ne.jp から ghi@docomo.ne.jp に変更
4. 回線B にてメールアドレス変更で abc@docomo.ne.jp に変更
※docomo公式の方法でない為、正確性については一切保証しません。
※docomo窓口では別途料金が発生するが2in1を経由する事で可能との回答を得た。
これでガラケーは通話専用携帯電話になる事が出来た。
しかし、ガラケーのFOMA回線はプラスXi割の親回線になっており、適用条件に統合プランとパケット定額サービスが明記されている。
そうなるとパケット定額サービスであるパケホーダイダブル(390円)は解約できないので、iモード(315円)のみ解約する事で適用条件は維持できる事となった。
あまり期待はしていないがドコモメールのサービスインが延期してしまったので、非公式な方法での移行作業となった。
しかし、毎月315円節約できるようになったのはそれなりにありがたい。
同キャリア間でメールアドレス移行するユーザは少ないのだろうが、MNPでの新規回線契約を優遇しているのだから、メールアドレスの移行くらい公式にサポートしてくれても良いものだと思うのだが・・・。
■プラスXi割キャンペーン | 料金・割引 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/charge/discount/plus_xiwari/
■プラスXi割キャンペーンとは | 料金・割引 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/charge/discount/plus_xiwari/about/index.html#p05