東芝dynabook SS 1620 10C/2 を貰ってきた | Secret Digital

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デジタルデバイス全般のテキトーな話

東芝dynabook SS 1620 10C/2を貰ってきた。
超低電圧版Celeron 353(1.0GHz)を搭載したB5モバイルノートPCで、所有しているdynabook SS S20の前世代にあたるモデルのようだ。
テスト機材として調達したのだが、これでノートPC所有台数は4台目。
もっとハイスペックのノートPCが欲しいのだが、さすがにこれ以上増やすのは諸々の事情が許してくれないようだ・・・。(サーバ機を買い足したばかりなので)
とりあえずビジネス利用を想定してWindows 7 Enterprise(32bit)をインストールしてみた。
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インストールに掛かった時間は約1時間半。
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インストール直後のデバイスマネージャ
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Windows エクスペリエンスインデックスの値
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CrystalDiskMark 2.2のスコア
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チップセット855GME内蔵グラフィックはWindows 7に非対応の為、ドライバが用意されていない。
それでも1024*768表示は可能なので特に問題はない。
当然Aeroも対応していないが、使用用途を絞れば特に困ることはないだろう。

HDD(MK4026GAX/5400rpm/40GB/16MB)は2.5インチを採用しているので転送速度はそれなりに速く、体感速度で遅いと感じる事は少ない。
全体的に動作が遅いと感じるシーンは思ったよりも少なかった。

DVD-Video再生では標準のWMPではややフレームが飛びがちになる。
CPUファンも回り続けややうるさい。
DVDプレーヤーとして利用するにはWindows XPに戻した方が無難なようだ。

元々ビジネス向けノートPCなのでマルチメディア用途にはやはり不向きである。
Windows 7 Starter(OEM向け)とOffice 2007で使う分にはネットブックの代わりになるかもしれない、と言った所。
やはりWindows XPに戻して寝モバ機として余生を過ごすのが良さそうだ。

そもそもWindows 7全盛期(2010年中盤以降か?)には会社で利用するPCも刷新されるであろうから、何も古いPCにWindows 7をインストールして利用する必要は無意味に等しいだろう。
古いPCだとWindows 7ではサポートされない機能もあり、PC固有の機能を利用できない事もあるのでテスト的に利用するに留めておく方が無難である。
今後の中古ノートPC市場はPentium M + Windows XP搭載品からCore2Duo + Windows Vista搭載品にトレンドが移行するであろうから、その時期に入手したノートPCにWindows 7をインストールして利用するのが得策と思われる。


■dynabook SS 1620 トップページ
http://dynabook.com/pc/catalog/ss/05080916/index_j.htm