ある日






学校なんて
楽しくもなんともない。


お兄ちゃんのいない学校なんて
存在してないようなもんだし。




‥‥なーんてベランダに出て
一人考えてた昼下がり








3階のベランダは眺めが良くて
校庭が見渡せるくらい






















空を眺めていると
私はふと思った




‥‥‥ここから飛び降りたら
またお兄ちゃんに会えるのかな‥?




下には草があるけど
うまくいけば死ねるよね‥?










私の意志なんて儚いものだ.


思い立ったらすぐ行動する性格は
そんな心配すら打ち消した























深呼吸して





息をとめて





目をつぶって










3階から身を投げた午前10時─────





.




大好きなお兄ちゃんが
いなくなって今日で一週間




警察の捜査にも特に進展はなく
犯人はまだ見つからない


手がかりすらない。



完全犯罪だった。


自殺なんかじゃない。


自殺に見せかけてもいない。






犯人はそれほどにも
お兄ちゃんに恨みを買っていたの‥?





.




「ただいまーっ」



いつもより晴れた金曜日

雲一つない晴天に
今日の私は気分が良かった







「ままーぱぱーっ?

‥あ、そっか今日は二人ともお仕事か」



忘れてた、てへっ
なんて言っちゃって。









いつも通り
大好きなお兄ちゃんの部屋へと向かう



とんとんとんっ
って階段を駆け上がって




「おにーちゃーん?
いるのはわかってるよー?」



どうせいつもみたいに
隠れて私をおどかすんだろう、

そう思ってた





「おにーちゃん?
もーどこなのーっ?
早く出て来ないと私、怒っちゃうから!」





いない‥‥

まだ帰ってないのかな

いや、靴はある











家中探し回って


最後に風呂場の扉を開けた



















「──────‥‥‥」



そこには
変わり果てたお兄ちゃんの姿があった





.
 
 
 
 
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