セコンドアウト! -570ページ目

景気が回復してきてるってホント?

早いもので、今年もあっという間に1カ月が過ぎた。今年の冬は暖冬らしく、関東地方では雪もなかなか降らない状況だ。そんなお陰なのか、不況に苦しんだ“冬の時代”も終わりを告げ、少しずつ景気も回復してきているなんていう話も聞くが、それってホントか? 少なくても私が働いているプロレス・格闘技業界は、景気が回復しているようにはとても思えない。

新日本プロレスは毎年1月に契約更改があって、世間が不況といわれていたここ数年は、離脱者が続出するなど大揉めだったが、今年は離脱者も出ておらず、かなり平和に事が進んでいるようだ。
だが、これは景気が回復しているからではない! ここまで状況が厳しいと、選手側としても今いる会社を辞めて、外に出て冒険してみようという気にもならないのだ。最初は物珍しかったフリーの選手も、今ではずいぶん増えてしまったし、その逆に今さら新参者を好待遇で迎え入れる団体は少ない。だったら、老舗中の老舗である新日本ブランドに残っていたほうが、少しはマシかもしれないと考えるのも当然だ。
とはいえ、新日本の選手の方々には残った以上はそこで安心するのではなく、ご自身のためはもちろん、ファンのためにも新日本マットを盛り上げていただきたい。

で、我々にとって恐いのは、やはり季節の変わり目だ。テレビ番組もそうだが、大体3月頃になると番組編成があって、4月からも続く番組、3月で終わってしまう番組が出てくるものだ。
それと同じようにプロレス・格闘技業界でも、すでに「○○○○は会社としての役割を終えるらしい」とか、「×××は近々終了するらしい」といった話が耳に入ってきている。ちなみに私自身も3月で契約が切れるレギュラー仕事が1本ある。
いやはや困ったものだ。まだまだプロレス・格闘技業界は不況のど真ん中というか、もう氷河期の域を超えているな。何とも夢のない話で申し訳ないが、こんな状況の中でいかに一発逆転のホームランが打てるか……ピンチこそ最大のチャンスだと思って頑張ります!