セコンドアウト! -120ページ目

電子書籍について勉強中…

 最近、iPad発売に向けて電子書籍についてあれこれ勉強中。やはりフリーランスの編集者兼ブックデザイナーとしては、この出版不況で“外注”が激減している中、電子書籍は大きなチャンス!

 いざ「電子書籍化したいんですけど」という発注が来たときに「分かりません」とは言えねぇですからね。現状では電子書籍のフォーマットはいろいろあるが、基本的に活字(文章)を読むのが目的の、いわゆる書籍をそのまま電子化するだけならそう難しいこっちゃないようだ。

出版業界の新しいスキル!電子書籍のつくりかた【プロに学ぶ67WS通信】 - livedoor ニュース

 とりあえず一番オーソドックスなフォーマットになりそうなのが、EPUBというやつだ。EPUBはソニー、Googleブックス、iPadといった幅広い電子書籍リーダーに対応している。

 EPUBはInDesignのCS3以降なら一発で書き出せるのもありがたい。CS3からだと文字化けとか、多少の不具合があるようだけど、電子書籍用にレイアウトして書き出せばある程度大丈夫らしい。この辺はもっと勉強しておく必要はあるが、とりあえず現状でもこれなら即対応は出来る。

 ただEPUBの場合はリーダーの画面サイズや解像度、フォントサイズに応じて1ページ内の文字量が可変する仕組みなので、凝ったレイアウトの出版物を電子化するのには向いていないらしい。
 現時点でそういう雑誌みたいな凝ったデザインで見せる電子書籍は、PDFが主流のようだ。PDFの場合、DRM(著作権保護)が埋め込まれたKeyring PDFっていうやつが、販売目的の電子書籍ではポピュラーらしいが、このKeyring PDFは現時点でMacに対応していない。

 仕事として電子書籍を制作する場合は販売することを目的にしたものだと思うので、著作権保護は必須になりそうだが、Appleは独自のDRM技術である“フェアプレイ”というのを持っているらしい。iPadではEPUBとPDFの電子書籍が読めるが、iBookストアから購入した電子書籍には、このフェアプレイが採用されるようだ。
 ただ、音楽のほうでもAppleはDRMフリーを実現したので、電子書籍でもDRMなしのPDFになる可能性もあるが、まぁこの辺はまだ様子見で大丈夫かな。

 さらにはEPUBとPDFのいいところ取りというか、今年末までには日本語表記固有の特徴が盛り込まれた日本独自のEPUBが誕生する動きもある。

タイムリミットは2010年末?:日本が電子書籍の波に乗るために――JEPAがEPUB日本語要求仕様案を説明 - ITmedia +D PC USER

 そうなったら、そうなったらでアドビは早々に新EPUBが書き出せるようにInDesignをバージョンアップしてくると思うが、その日本独自フォーマットを採用する出版社がどのくらい現れるかは不明だ。とにかく現時点ではInDesignのスキルを上げつつ、もっともっと電子書籍のことを勉強しておく必要はありそうだ。

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