家の近所にガソリンスタンドが3件ありましたが、
今営業を続けているのは1件だけです。
スタンドを経営していた人はこんな時代が来ると思っていたでしょうか。
ハイブリッドカーや電気自動車が発売されてから、もう20年は経ったでしょう。
そう考えると、スタンドの数が減っていくことは、
なんらおかしいことではなく、なるべくしてなったことと捉えることが出来ます。
こうしてたった一つの業種だけを考えても、あることが当たり前だったモノが、
ないことが当たり前になっていくということが起きています。
そんな中、僕のやっている仕事もいずれは無くなってしまうのかも知れません。
ガソリンをエンジン内部で燃やして動く自動車がアナログで、
電気自動車(無人運転自動車)がデジタルだとしたら、
多くの分野、業種でデジタル化は更に加速していくことでしょう。
もちろん、デジタル、アナログのどちらにもメリット、デメリットがあり、
例えば、無人運転の車による死亡事故が起きてしまうということもありましたが、
人の運転による事故と比べ、どちらの方がメリットが大きいのかということを、
研究や実験を重ね、実践していくことになるのでしょう。
そうして、デジタル化、つまり技術の力によって、
起きてはいけないヒューマンエラーを減らし、
より良い社会の形成を目指していくのではないでしょうか。
では、その時に僕たち人間は何をすれば良いのでしょうか。
それを考えるためには、今の社会に起きている変化を感じたり、
社会で起きている出来事を知ったりしなければなりません。
しかし、子供達がそうした目を社会にきちんと向けているのか、
というと、全ての子供達がそうしているということではなさそうです。
もちろん、大人でもそうだと思うのですが、
少し視野を広げて、社会を見つめることが出来れば、
これから訪れる未来に生きる自分を見つけることが出来、
希望を持った人がより多く社会に出て行くことが出来るはずです。
たった一人で社会を変えることは出来ませんが、
変わっていく社会の中で受け身であるだけでは、
ただ流され、自分を見失ってしまうかも知れません。
そうならないような生き方をしたいと思っています。