春夏秋冬
熊本の冬は寒い
本州、北海道の方からはご不満に思うのでしょうけれど
盆地特有の、夏は蒸し暑くて、冬は寒いのです。
夏は別室で休む、夏限定期間仮面夫婦ですが
(暑さに弱い亭主が一晩冷房を強くするので、私が寒さに耐えられません)
冬が近づくと、極寒で寒さを凌ぐ野生の猿のように、
枕を並べて休みます。
なかなか色気のある話しになってきたと思いませんか?
軽く想像してくださった方へは申し訳ないのです。
冬場の夫婦の部屋は、暖房・オイルヒーター・加湿器をフル稼働させた上で、
体温よりも3度高くなる毛布と敷き布団セットを使います。
私にいたっては、その毛布2枚を身体に巻いて、
足元には湯たんぽを置き、
そして、自分専用の掛け布団をかぶり、
更に亭主と共同の掛け布団を使用します。
もう一度、この状態をおさらいしますと。
まず、夫婦共同の掛け布団。
次に現れたのが、私専用の掛け布団。
2枚の掛け布団を剥いで、
覗いてみると、
足で湯たんぽを曲芸をする、
2枚の毛布に包まれた「髭のみのむし」が棲息しています。
冬くらい抱き合って寝たいと思うじゃじゃない
亭主め!
あなたが発熱しないから、私が「みのむし」になったのよ
こんな女に誰がした!