先日、転職エージェントから電話がかかって来ました。もう会社を辞めて1年半になりますが、久しぶりの電話でした。私が以前勤めていた会社は転職が多い職種で、昔の上司が転職エージェントに私を紹介していたのか分かりませんが、10年ほど前からよくエージェントから電話がかかって来ていました。
電話には出なかったのですが、エージェントのホームページを閲覧してみると求人募集がたくさん出ていることが分かりました。ついでに私が辞めた会社の求人を見てみると2人も新たに出ていました。
今の世の中、私のように、早期に会社を辞める人、管理職になりたくない人が多いように感じます。今働いている中間管理職の方々にはつくづく気の毒な気持ちになります。
20年、30年前は、サービス残業は当たり前で、夜遅くまで働いてコンビニ弁当を食べて直ぐに就寝、朝早く起きてまた仕事の日々が続き、自分は他の人の2倍ぐらい働いているのではないかと思っていました。一番厳しかった時の思い出は、夕方に課長から呼び出されて、今からもう1つの工場(400kmほど離れている)に行って、1つの仕事を大至急行ってほしいと頼まれました。その工場は転勤前の工場で装置の操作は分かっていたので私に白羽の矢が立ったのだと思います。何とか仕事は一人でうまくできたのですが、翌日の昼まで緊張した状況で働き続けました。今ではこんなに長く連続して勤務することは無理でしょう。
管理職になると、残業の概念がなくなり、いつまで働いても自由ですが、給料は上がりません。逆に業績が悪くなると最初は管理職のボーナスが削られるので、痛い目にも何度か会いました。おまけに、他部署が勝手に行う業務の効率化で専門分野以外の業務が増える一方でした。
一方で良いこともありました。私が以前勤めていた会社は外資系企業で英語をよく使う機会がありました。30歳代で英会話学校に通い始めたのですが、なかなか上達しませんでした。しかし管理職になると一段と英語を使う機会が増え、毎日メールで10人ぐらいと英語でやり取りをしていました。海外出張も中国に4回、アメリカに2回行かせてもらいました。メールでやり取りした外国人の数は、アメリカ:100人、オーストラリア:10人、イタリア:10人、アイルランド:10人、中国:10人、スイス:10人、イギリス:5人、インドネシア:5人ぐらいだったと思います。最後の2年はインターネット環境で電話会議ができるようになってしまったため、毎日のように海外との電話会議がありました。また、最後の1年はスイス人が上司になり、たどたどしい英語でしたが話す機会が圧倒的に増え、英語で伝える度胸がついたと思います。
海外の方々と付き合っていると、日本の小ささを感じました。これからはできるだけ海外旅行をして人生を楽しみたいと思っています。