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特に面白い事が書ける訳ではないですが、日本の何処かに『こういう奴も居るんだ』と思ってくれると嬉しいです。




(今回のブログは、完全に素の自分を晒け出すので、口調が雑になると思います。悪しからず。では。)





えーと、某日。
友人達のライヴに行ってきた。

自分が音楽を辞めてからライヴハウスに出向くのは、
なんとなく、行きたくなくて避けてたんで
まぁ…約半年振りくらいになる。


行きたくなかった理由は、2つある。

1つは…、
バンドを経験した人には理解るだろうけど、
【ライヴハウスに行ったら、ライヴがしたくなる】。
音楽を諦めた人なら尚更の事…
仲間がステージに立つ姿を見て、こう思う。
『あっち側の人間だったんだよな』と…。
自分は、そう思うのが悔しくて行きたくなかった。


2つめは…、
ライヴハウスに行けば、必ず
過去の自分を応援してくれていた人達に会う。
カッコイイと言われていた過去の自分と、
ヤル気も無く、
未来への希望も無い現在の自分との落差を知られたくなかった。

だから、避けてた。
『メンタル弱ぇ~』って、自分でも思う(笑



…さて。話は冒頭へ、Rewind。

そんなこんなで、仲間が
「今年最後のイベントするから、おいでよ!」と、連絡をくれた。

最初は、(いつもの様に)断ろうと思ってた。

だけど、

「絶対来い!」と、言うから
観念して行くことにしたんだ。



行くと案の定、顔見知りばかりで、
過去の自分を応援してくれていた人達も居たんだ。

だから…ん~…やっぱりなんか気まずくて、
正直、シレっと帰ろうかと思ってた。

でも、出入口の方に少しでも近付くと、
必ず誰かしらに話し掛けられて、阻止される。

挙げ句の果てには、
昔から御世話になっていたライヴハウスのスタッフさんからも、
「お前、これ呑めよ!」とビールを勧められて

ライヴハウスで初めて、
3本もビールを呑んだ。


そんで結局、
なんだかんだしている内にライヴが終わってて
仲間達に、「打ち上げ来るでしょ?来ないわけないよね?」
とか何とか言われて、
皆が片付け終わるのを待つ事になったのね。


その間に、友達のファンの子達から、
「ケイさんですよね?」とか、
「ライヴ見に行ってました!」とか、
「ずっとファンだったんです!」とか、
「会えて嬉しいです!」とか、

申し訳ないけど、
顔もよく知らない子達に、
たくさん話し掛けられて、
何故か、
「会えたら渡そうと思ってたんです」と言われ、
プレゼントまで戴いた。

そして、そのファンの子の1人から唐突に、
「お願いがあります。」と言われ、
『何?』と訊ねると、彼女は少し間を置いてから

「もう一度、ステージに戻ってきてください」

と、驚く様な事を言われた。


あまりの驚きに、『へっ?』と
間抜けな声が出てしまった。


だってさ?
友人のバンドのファンの子が、
まさか自分に、
「ステージに戻ってきてください」なんて言うとは全く以て、予想だにしなかった事だからさ。

でもなんか、
その言葉に上手く答えられず
曖昧に笑うしか無くて、
そうこうしてたら彼女達が帰るというので、『またね』って手を振る事しか出来なかった。


そんで、
ライヴハウスで感じたモヤモヤを抱えたまま、
自分は、仲間達の打ち上げに参加した。

仲間達とお酒を呑んで一頻り盛り上がって、
夜も随分更けて
宴も少し落ち着いた頃、

すごく仲の良い友人2人(今回、自分を呼んだ首謀者)が、不意に真面目なトーンで、

「君は、ステージに立たないと勿体無い存在なんだよ」

と、急に話し始めた。

それに続くように、もう1人も

「本当、そう。ケイさんの居るべき場所はライヴハウスのステージの上にあるよ」

と、言う。


さっきまで、バカ話をしていたのに、急に本音を語り出すのがバンドマンあるある。

そんな、ド定番な話の持ち込み方をする2人に、少し笑ってしまいそうになった。


でも、ここは笑ってはいけない場面なので、自分も真面目に…本音で答える事にした。

もっと長く話したけど、一部だけ↓

『…音楽を辞めてからは全然…本当に全然、やりたい事が見つからなくてさ。探そうと思って何か違う事に目を向けても、結局…全然楽しくねーの。例えばテレビもさ…音楽番組とか観ちゃうんだよね?無意識に。…で、そんな矢先に今日のライヴじゃん?正直…戻りたいって思っちゃうよねぇ(苦笑 …だって、ライヴするの楽しいって身体が知ってんだもん。知ってるから今日ライヴ観てて、「自分ならこう歌う」とか「ステージングは、こーする」って考えちゃってんの。ステージ上がりたくてウズウズしちゃってんの。ほんと…モヤモヤが止まらなくて困るよ(笑 だから、イヤだったんだよ。正直、今日来たくなかったんだよ。(笑 でも、来たのは結局、自分の意思なんだよね。やっぱり、触れてたいんだよ。音楽に。「あぁ…やっぱり歌いたいんだなぁ」って…そう思った。』

そう言うと、

「じゃあ、歌えばいいじゃん。」

と、2人が揃って言う。


『いやいや、でもっ…』

と言いかけると、

「前に自分がさ?(とあるバンドの)コピーしたいって言ってたじゃん?アレ、来年やろうよ。」

と、話し出す。
しかも何故か、言った本人よりも盛り上がってる。

でも…、「歌えばいいじゃん」って…
ほんと、そうだよね。
自分が意固地になって、
無理矢理に音楽に対する気持ちを封印しようとして
やたら、ネガティブに考えてさ。
簡単に辞めるって決めたわけじゃないけど、
絶対に戻らない!だなんて決める事は無いんだよ。


音楽から離れて…
避けるものが増えてって…
気が付いたら、
前よりも、音楽が好きになってた。

それ、ずっと気付いてたのに
目を反らして、ヤケになって、
やりたい事が見つからないって言ったりしてさ。

やりたい事あるのにさ。



だから、決めた。



来年、またステージに上がる。


歌うよ。


コピバンだけど、
歌える場所があるなら

戻って来いって言ってくれた仲間も居るし。


また、歌を届けよう。


決めた。