「先生は忙しい」
「残業が多い」
「ブラック」

 

小学校の先生を目指していると言うと、
必ずと言っていいほど言われる言葉です。

 

 

正直に言うと、
怖くなります。

 

 

でも私は今、
生命保険の営業という仕事をしています。

個人のお客さま、法人のお客さま、
毎日たくさんの電話、メール、LINE。
質問、要望、時にはクレーム。

 

 

提案書を作って、
説明して、
申し込み手続きをして、
不備があれば対応して、
契約後もアフターフォロー。

 

 

ほぼ一人で回しています。

 

 

だからふと思ったんです。

 

 

「忙しい」って、何がどう忙しいんだろう?
小学校の先生の忙しさって、今の仕事とどう違うんだろう?

今日は、
 

 

あくまで“これから先生を目指す一人の会社員”として、
営業職の目線で整理してみます。

 


小学校の先生の仕事って、授業だけじゃない

 

まず、よくある誤解。

先生=授業をする人
ではありません。

 

 

実際には、

 

 

・授業準備、教材研究
・プリント作成
・テスト作成、採点
・成績処理
・学級経営(席替え、係決め、トラブル対応)
・保護者対応
・会議
・校務分掌(委員会、行事担当など)
・放課後の指導、見回り
・書類作成

 

 

「子どもが帰ったら暇」なんて、
たぶん幻想です。

 

 

むしろ
子どもがいない時間こそ仕事が詰まっている
 

そんなイメージを持っています。

 


営業職の「忙しさ」

営業職の「忙しさ」

 

一方、私の今の仕事。

 

 

・時間は比較的自由
・アポイントが詰まると一気に忙しい
・連絡は時間外にも来る
・結果が数字で突きつけられる
・クレームは基本ひとり対応

 

そして、もうひとつ避けて通れないのが、

 

 

毎月毎月、数字(ノルマ)に追われること。

 

 

月初はまだ余裕があっても、
月末が近づくにつれて、
頭のどこかでずっと数字のことを考えている。

 

 

「今月、足りているかな」
「この提案、決まらなかったらどうしよう」
「来月に回したら、次がきつくなる」

 

 

休日でも、
子どもと過ごしていても、
完全に数字から解放されることは、正直ほとんどありません。

 

 

そして一番大きいのは、

 

 

「いつ仕事が終わるか分からない感覚」と
「この数字から逃げられない感覚」が、常にセットであること。

 

 

今日はもう終わり、と思っても
夜に電話が鳴る。
 

 

翌朝、急ぎのメールが来る。

オンとオフの境目がとても曖昧で、
 

 

その背景には、いつも数字のプレッシャーがあります。

 


忙しさの「質」が違う

 

小学校の先生と営業職。

どちらも忙しい。
 

でも、忙しさの種類が違うと感じています。

 

営業職

・個人プレーが多い
・自分で調整できる余地がある
・成果が数字で返ってくる
・精神的な負荷が長く続きやすい

小学校の先生

・チームプレー
・時間割に縛られる
・一日中「人」に向き合う
・判断の積み重ねが多い

 

 

どちらが大変か、ではなく
向いている・向いていないの話だと思っています。

 

「忙しい」けど、意味のある忙しさかどうか

 

今の仕事で感じるのは、

 

・この忙しさは誰のため?
・本当に必要な仕事?
・この先も同じペースで続く?

 

という疑問です。

 

 

一方で、小学校の先生は、

 

・子どもの成長が目に見える
・今日の関わりが、明日に繋がる
・「この仕事が必要」と思える場面が多い

 

忙しくても、
意味を感じられる忙しさなのではないか。

 

 

まだ先生になっていない私ですが、
そこに大きな違いを感じています。

 

 

それでも「楽」ではないと思っている

 

誤解してほしくないのは、
「先生のほうが楽そう」なんて
まったく思っていません。

 

 

責任は重い。
子どもを預かる仕事です。

 

 

でも、

今の営業の忙しさに耐えてきた自分なら、
 

 

質の違う忙しさには、向き合えるかもしれない

そう思えるようになりました。

 


忙しいかどうかより、「納得できるか」

 

小学校の先生を目指す理由は、
「楽になりたい」からではありません。

 

 

忙しくても、
疲れても、
納得できる仕事がしたい。

 

 

今は、
その一歩として通信制大学で免許取得を目指しています。

 

 

まだ始まったばかり。
理想と現実のギャップも、きっとあります。

 

 

それでも、
 

 

「忙しいからやめたほうがいい」と言われて
諦めるほど、
 

 

もう若くも、無知でもない。