TG-WEBの特徴
採用企業が増加傾向にあるヒューマネージ社の「TG-WEB」。
製薬企業では玉手箱に次いで頻度が高いテストです。
TG-WEBの最大の特徴は、シンプルな問題が並ぶが、難易度は比較的高めであるということです。
一方で問題パターンは少なく、繰り返し受検していると同じ設問に遭遇する確率はかなり高めです。
すなわちテスト対策により解法テクニックを叩き込むことが最も有効なテストでもあるのです。
その他細かい特徴が三点あります。
(1) 言語, 計数の出題形式はひとつだけ。
しかし性格診断の種類は数多くあります。
(2) 結果は正答数だけで判断されません。(誤謬率はでない)
(3) ひとつの画面に全問題が掲載されるので、スクロールしながら好きな順番で回答できます。
それでは、言語, 計数, 性格診断の傾向について話していきます。
※英語は受検経験がないのでアドバイスできません(>_<)
言語
言語分野の出題は文の並べ替え、文中の空欄に入る語句、趣旨選択問題、筆者の主張と合致する文が中心です。
多肢選択型全12問、制限時間は12分です。
同じ文章が出題された場合、選択肢まで同じというケースがほとんどです。
TG-WEBを受検した後に記録をとっておくと、次回受検時に役立つことは間違いないと思います。
(面倒くさがりの私はしませんでしたが)
計数
計数分野は「図形」と「推論」の問題が中心です。
多肢選択型全9問、制限時間は18分です。
「図形」では下記の問題が頻出でした。
・描いた軌跡から図形を選択する
・立方体や正四面体に描いた模様と展開図
・折り紙に切れ目をいれた後の展開図
・一筆書きできる図形
・xyz方向に積み上げ並べたサイコロ
・立方体を串刺し
「推論」では下記の問題が頻出でした。
・円卓の座席指定
・序列推測(年齢やテストの点数の順番)
・嘘つきは誰だ
・マルチリンガルは何人いるか
問題文の表記は避けたためボカシた表現ですが、参考書を読めばどの問題を指しているか理解していただけると思います。
計数分野は1問あたり2分もかけられる分、難易度はやや高めです。
しかし言語パート同様に、問題パターンとプール問題がかなり少ないようでした。
同じ文章が出題された場合、選択肢まで同じというケースがほとんどです。
参考書で解法テクニックを頭に叩き込めば、TG-WEBは難しいどころか逆に最も攻略しやすいテスト形式になります。
性格
性格適性診断は数多くのバリエーションがありますが、多くの製薬企業で採用されているのは
・コンピテンシー適性検査(A8)
・コーピング適性検査(G9)
・エンゲージメント適性検査(T4)
の三つです。
詳しくは別記事にて掲載します。
"TG-WEB"の参考書
やはりSPIノートの会の書籍が役に立ちます。
特に計数分野では解法テクニックを身に付けることが大切です。
【TG-WEB対策用】必勝・就職試験! 8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【2】 2014年度版/洋泉社
