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くじ運
からの続き。
入り待ちの苦行を終えた私はまた1人でボーとする時間。
18時開演なので会場が17時だとしてもまだ40分。でも今ポールが入ったって事は今からリハなんでこれは相当押すな。とは思った。
仕事で武道館入りしている友人が外に出てきてくれて話したり、偶然にゴーグルズを応援してくれているバンドマンの方々(Fbで繋がっている)が私を見つけてくれてお話したりとゆっくり時間が過ぎる。
彼らは武道館のチケットを持っていなくて本番の武道館の音漏れを外で聞くという目的で来ていた。(音漏れ聞き組は相当な人数いたらしい)
しかし、当日券で2万円の立ち見参加席があるのを知り、無事に手に入れていた!
どんな場所でもあれを2万で見れるなら相当安いと思う。良かった良かった。
当初の予定開演時間近くになりやっと開場。もの凄い列がもの凄い時間かけてやっとの入場。
もうこの時点でだいぶ体力を消耗している。
受付でチケットの半券を自分で切って半券を係に渡すという制度。そんなん初めてだ。
無事武道館入り!武道館到着して約4時間やっと中に入れた!
早速席に向かう!兎に角席がどんなかを確認したいのだ。
武道館の通行ロビーにはビートルズの武道館公演時写真が沢山飾ってあった。皆それを写真にとっている。キョードーさんの意気込みが伝わってくる。
では私も!と思いI PADを出して写そうとしたらさっきの入り待ちで電気を使い過ぎてまさかの電源切れ!
あー大失敗。これから会場を写そうと思ってたのに。。。
気を取り直して席に向かう。やっと私の席の所の入口に着く。
探すのがめんどくさいので係員に案内してもらう。
ぐいぐいぐいぐいステージの方に向かっていく。
分っていたがドームを見慣れると武道館は狭いわ!
どんどん下に下がりココです!と言われる前にもう震えが来てた。
「え?ここで見ていいの?」と思った瞬間隣の左横の男性から
「おめでとうございます!この席恐ろしい位近いですよ!」
私も思わず「えーーーーーーー!ここ?」とか始まる前からもう興奮。
懸念してたスピーカーや舞台装置も何にも無い!近い近すぎる!
右隣の女性も「凄過ぎですよね!!!」とかもうあった瞬間から前から友人だったような一帯感ぶり!
震える手でガラケーで撮った写真がこれ!
武道館の一番前なので立って乗り出したらすぐ落ちるような感じ。
目の前の階段はポール含むメンバーが上ってステージに向かう階段だろう。
前のめりで左奥を見ると楽屋に行く通路。
すぐ下はギターテクニシャン、モニターエンジニア(多分)照明等のスタッフの動きが丸見え。
席のすぐ下のスタッフの動きを覗き込む私。(後ろ頭、手が写ってますね)
一息してやっと冷静になれた私はスタッフの動きをよく見た。これはどんなコンサートでも見れるものではないし、バンドやってたら面白くてたまらない風景だから。
階段右横のこのオジさんがどうも楽器のテクニシャンだろう。
と言う事はあそこに全ての使用楽器があるという事か。
ジーと見る。こんな感じ↓
彼の視線の右にはギター類のミニチュアが飾ってるのが見える。
何本かのギターやマンドリンをチェックした後とうとうあのヴァイオリンベースをチューニング!!
ここでキター!となる。
そしてチューニング。なんとヴァイリンベースの生音が聴こえるのだ!
(ヴァイオリンベースは他のエレキベースに比べると生音がでかい)
「これは凄い!生音!生音が聴こえる!」と周りの人に念仏みたいに言ってもだれも気違いとは思わない。
みんなそうだったんで。
大分押したので会場の皆さんも待ちきれずBGMの曲を大合唱したり観客全体(1F 2Fアリーナと分かれて)ずっと観客WAVEが止まらないし、完全にいつものコンサートの盛り上がりとはレベルが違う。
そしてとうとう客電が落ちいつものSEが流れた瞬間の「ウオーーーーーーーーー」という観衆の声。
私は落ちるぎりぎりまで身体を下に向け出てくる場面を食い入りように待つ。
来た!
ポーーーーール!!!!!腹の底から叫んだ。私たちエリアが一番最初に大騒ぎ。
まだステージあがっていなので。
こんな感じで目の前を上がって行きます!(一番前がポール)
そしてステージに上がった瞬間会場が揺れるくらいの「ウぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
を体感。ステージの横なのでポールに浴びせられる観衆の声がほとんど同じような体験ができるのでだ。
なんという席だ!
演奏始める前にゆっくり武道館を左から右へ眺めるポール。そこで既に涙。
《セットリスト》
1. キャント・バイ・ミー・ラヴ(ビートルズ)
2. セイヴ・アス(ソロ / 最新アルバム『NEW』より)
3. オール・マイ・ラヴィング(ビートルズ)
4. ワン・アフター・909(ビートルズ)◆
5. レット・ミー・ロール・イット(ウイングス)
6. ペイパーバック・ライター(ビートルズ)★
7. マイ・ヴァレンタイン(ソロ)
8. 1985年(ウイングス)
9. 恋することのもどかしさ(ソロ)
10. 夢の人(ビートルズ)
11. アナザー・デイ(ソロ)
12. ダンス・トゥナイト(ソロ)◆
13. 恋を抱きしめよう(ビートルズ)
14. アンド・アイ・ラヴ・ハー(ビートルズ)
15. ブラックバード(ビートルズ)
16. NEW(ソロ / 最新アルバム『NEW』より)
17. レディ・マドンナ(ビートルズ)
18. アナザー・ガール(ビートルズ)◆
19. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ(ビートルズ)◆
20. ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(ビートルズ)
21. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(ビートルズ)
22. バック・イン・ザ・U.S.S.R.(ビートルズ)
23. レット・イット・ビー(ビートルズ)
24. 007死ぬのは奴らだ(ウイングス)
25. ヘイ・ジュード(ビートルズ)
アンコール
26. イエスタデイ(ビートルズ)★
27. バースデイ(ビートルズ)◆
28. ゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト~ジ・エンド(ビートルズ)
◆ 「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015」では初披露
★ 1966年のザ・ビートルズ日本武道館公演でも披露された楽曲
あきらかに武道館用にセレクトされた選曲でした。感無量。
私が見た席ならではの事を記録。
(写真は隣の席の方に連絡先を渡してお願いして送って頂いたもの!本当にありがたい!)
LIVEはこんな感じの見え方↓
ポールがグランドピアノの時は顔が私達エリア正面を向きます!↓
ビートルズの武道館公演(当時アリーナ部分は人入れなかった)
にしたらこの位置。失神物。
武道館ではやらないと思ってて安心していたらいつもの花火もドーーーーーーン!!!!
死ぬ程びっくり熱い!
あと、やっぱり音がもの凄く良い。
メインスピーカーはステージは時から上につり上げてあり」私たちの方には向いていない。
なので小さいモニタースピーカー位のものが私たちエリアに向けてあった。
そのモニターから出る音が恐ろしくクリアーでバランスが良いのだ。
まずデカイ会場では味わえないサウンドで聴こえてくる。
ポールの声やバイオリンベース独特のあの音が。
ドラムなんかはシンバル、ハイハット系は生音が聞こえ、
「ブラックバード」ではポールの靴の音!が生で聴こえた!
(靴はとんがったビートルズシューズ的なものを履いていた!)
あと派手なセットも何も無いので本当にバンドだけ、ポールだけに集中できた。
音とともにライブハウスでポールを見ているかの様な贅沢さ。
本編が終わり楽屋に戻ろうとするポール。
その度に私たちの至近距離2mくらいを歩いていくのだ!
階段を降りて帰ろうとするポールにみな落ちない程度に見を乗り出し「ポーーール」
と絶叫!1回目と2回目どっちも私たちに向かって目をむけて手を振ってくれた。
目が合った!と言ってもいいだろう。その表情を一生忘れない。
そしてあっという間の2時間20分。
Dream is Over↓
しばらく呆然。また隣の方とか近くの方とかと「凄かったね~」「岡山から来た甲斐がありました!」
「私は福岡!」「ボクは広島!」等皆遠くから(何故か西の方面ばかり)見にきていた。それゃそうだよね。
武道館はココにしかないからね。
その中の1人が言った「いつもは終わったらすぐ帰るんですけど、なんかこの席動きたくありませんね」
「本当ね~凄かった。」
なんてボーとしてたら友人のポール側の仕事している友人が私の下に表れた!
「T尾!」と声をかける。すぐにこっちを見る。やはり声はすぐ届くのだ。
終わって仕事を始めるT君(1人だけ日本人)
で、T尾君が下からポール目線で撮ってくれた写真↓
身を乗り出して叫んだら怖いだろうな~。
ま、ビートルズの頃よりは大人しいか。
夢の様な体験をした。
これも全て黙って武道館のチケットをプレゼントしてくれた妻のおかげだ。
この行動が無かったらこんな体験どう頑張ったって手に入らない。
私の運(チケットの席はくじ引きだったので。詳しくは前の日記参照)も使い果たした。
後悔はない。
武道館の様子イギリス放送