おはようございます。
ぴーさんのマーケットレポートのお時間です。
【三井住友トラストアセットマネジメント】
「ヨーロッパの追加緩和」
以前のマーケットレポートにもありましたが、予定通りECBで追加緩和が決定しました。
12/10の理事会での決定事項は以下の通りです。
①債券購入枠 1兆3,500億ユーロ→1兆8,500億ユーロ
②債券購入プログラムの延長 少なくとも2022年3月まで
③銀行に超ていきんりで資金を貸し出す制度(TLTRO)の期限を2022年6月まで1年延長
分かりやすい言葉で書こうと思ったんで、ちょっとニュアンスが違っていたらすみません。
でも、レポートに超低金利って書いてあって、低金利を超える金利って何?wって思いましたw
雰囲気で読んで下さい。
ヨーロッパが金融緩和するよってことです。
中央銀行が国債とか買ってくれるから、債券が上がりそう
金利はしばらく超低金利なのね、じゃあ株は上がりそう
って感じです。
前回の金融緩和レポートが11月末くらいに出ていましたが、ちょうどそこからユーロは124円台→127円台後半まで上がっています。
12/10の発表は予想通りということで発表後の反応はあまりなかったです。
【アセットマネジメントOne】
「ECB追加緩和」
ユーロはレンジ内での推移と予想。
「2021年変化がJリートに与える影響」
面白い考察ですね。
レポートでは新型コロナウイルスの影響による3つの大きな影響は働き方、移動、消費行動だと考えています。
足元ではオフィス空室率が2%切っていたのに4%程度に上がってきています。
コロナウイルスの影響でテレワークが進み、オフィスが要らなくなったり縮小したりしています。
中小企業ではオフィスなんて無くても仕事ができるという会社も見られます。
今後は自宅以外のサードプレイス需要、オフィスの分散・シェアが進むのではないかとのことです。
ホテルについては仕事をしながら旅行が楽しめるのではないかとのこと。
物流についてはもっとネットでの買い物が増え、店舗はショールーム化するのではないかと書いてあります。
物流拠点がリートの中でも存在感を増しそうですね。
東証REIT物流フォーカス指数という新しい指標が2020年7月にできたらしいですよ。
【野村アセットマネジメント】
「アメリカのハイイールド債」
11月大幅続伸。
ひと月だけで+4%はすごいですね。
ハイイールド債券市場のデフォルト率は10月より低下。
ワクチンにより来年半ば以降、コロナウイルスが終息しそうなことを考えれば、分散投資の一つとしていいのではないでしょうか。
株よりリスクは低く、国債より利回りが高いです。
【大和アセットマネジメント】
「週間!投資環境」
イギリスのEU離脱協議はどうなんでしょうね。
とりあえず13日まで協議継続らしいです。
年末に期限が迫るなか、土壇場で決着すればユーロやポンドは上がるのか、合意なき離脱となれば下がって波乱の展開となるのか。
どちらかというと通商協議が合意に至って離脱というシナリオっぽいです。
ユーロもそれを折り込んで上がっているんでしょう。
でも、EU離脱がジョンソン首相の手柄になるのは、なんだか嫌なのは私だけでしょうかw
メイ首相もあんなにがんばっていたのに。