こんばんは、ぴーさんです。
やってしまいました、ホープ。
まだ下がっています。
ワラント行使中は買ってはいけない、また投資家レベルがアップしてしまいました。
授業料たけーw
今日は「行使価額修正条項及び行使許可条項付新株予約権」について調べたいと思います。
まず新株予約権の発行というのは企業の資金調達の手法です。
今回、ホープは16億円の資金調達を目的に新株予約権を発行しました。
引き受けるのは我らの敵みずほ証券です。
新株予約権というのは将来、この価格で株を取得しますよ、という権利のことです。
今回はその価格の修正が可能で、ホープが許可しないと行使できないという条件が付いたものとなっています。
発行株式数は400,000株、これによる希薄化率は6.69%だそうです。
株式数が増えるということは価値が低くなるということですね。
松茸みたいにレアなものの方が希少価値がありますもんね。
希薄化率6.69%というとそれほど高くないとは思うんですが、それでも11/11の高値7,910円から12/18は4,715円と40%も値下がりしています。
なんと恐ろしいw
行使可能期間は2年間なんですが、もう使い終わってしまいそうです。
みずほ証券が取得できる価格は簡単に言うと、前日の終値の92%らしいです。
株を取得した瞬間に8%の利益が出るんですね。
通常、引受先(みずほ証券)は空売りを仕掛けてから新株予約権を行使して株式を取得し、借りた株を返済するそうです。
そうすると確実に8%の利益が取れるんだとか。
こういった新株予約権という手段で資金調達をする理由としては、①こうでもしないと引き受けてくれる人がいない、②出来高が少ないのでこういうふうに調達しないといけない、③株価が暴落しないようにちょこちょこ行使できる、④希薄化を限定できる、があるらしいです。
個人投資家のお金がみずほ証券に吸い上げられているんでしょうね。
16億円の使い道はエネルギー事業の運転資金、つまり電力の購入代金が11億、差入保証金が5億円だそうです。
保証金を払うということは新しい自治体との取引が始まるということでしょうか。
成長のための資金には間違いないので、今後の上方修正に期待したいですね。
株価の調整が始まったのは11/10の行使許可決定のリリースが出てからでしょう。
それまでは2年間のうちにいつ行使されるか分からなかったので、好調な業績を背景に株価は上昇していました。
行使履歴は以下の通り。
11/11(水) 50,000株 7,157円
11/12(木) 10,000株 6,835円
11/13(金) 5,000株 6,752円
11/18(水) 25,000株 5,648円
11/26(木) 5,000株 5,731円
11/27(金) 10,000株 5,593円
11/30(月) 20,000株 5,575円
12/1(火) 15,000株 5,740円
12/3(木) 15,000株 5,501円
12/4(金) 5,000株 5,050円
12/7(月) 5,000株 5,078円
12/8(火) 5,000株 4,710円
12/9(水) 5,000株 4,646円
12/10(木) 35,000株 4,328円
12/11(金) 80,000株 4,232円
残りは100,000株です。
これだけ売られるとなると株価は上がらないですよね。
勢い的には年内にワラント行使終わるんじゃないでしょうか。
その時は勢いよく上がるのだろうか。
12/14のストップ高は行使が終わったと踏んでみんな買ったんだろうか。
それとも同日に出た業績の上方修正が漏れてたんだろうか。
ということで残り100,000株ですが、12/15に空売りしまくって、その後行使終わっているかもしれません。
おそらく早まった我々個人投資家のお金はみずほ証券さんに吸い取られているでしょう。
早くワラント終了のお知らせがでるといいですね。
調べてみて思ったのは不公平だなーということです。
確かにワラント行使許可が出たら即売りが正解ですね。