2022秋(10~12月)ドラマ、その他視聴済みドラマの感想 | キムチの備忘録♪

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2022年も残すところあと少し!!

私は昨日仕事納めしてきましたニコニコ

さて、今年最後の記事になります。

 

 

では、今クール視聴したドラマ、その他ドラマの感想ですテレビ

 

 

silent

(フジテレビ系 全11話)

高校卒業後に音信不通だったかつての恋人の想(目黒蓮)と8年後に再会した紬(川口春奈)。

想が黙って姿を消した理由は耳が聞こえなくなったからだった…。

最初観る予定ではなかったドラマでしたが、評判が良さそうだったのと家族が観ていたので視聴を決めました。

想と紬の恋愛だけでなく、家族だったり友達だったりいろんな人達の物語だったな、と。

キャストがとても良かった。主演の2人はもちろん、湊人役の鈴鹿央士さんや奈々役の夏帆さんや春尾先生役の風間俊介さんなどなど…本当に素晴らしかったと思います。

特に心に残ったのは春尾先生と奈々の会話の中で、ろう者だからとか聴者だからではなく、結局は伝えたいとか受け取ろうとかそういう気持ちがあるかどうかが大事なんだ(意訳)という言葉です。

そうだよね~うんうん、って。そういう場面がこのドラマの中にはたくさんあって、毎回感動しました。

良いドラマでした!

 

 

 

クロサギ

(TBS系 全10話)

詐欺で家族を失った黒崎(平野紫耀)が家族の敵に復讐するために、詐欺師を相手に詐欺をする物語。

ちなみに以前の山下智久さん主演バージョンのドラマは未視聴です。

平野紫耀さんの演技をちゃんと観るのは初めてだったと思うんですが、良かったです。そしてこのドラマを観て今さらですが、彼はめちゃくちゃ華があるな~!と。色気もあるしカッコいいわ…

他のキャストも一癖あるベテラン勢がたくさん出ていて見応えがありました。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のメンバーが複数出演していたのにも、テンションが上がりました(笑)

詐欺事件そのものは、こんなやり方があるのかふ~ん…って感じだったのですが、とにかく黒崎が詐欺師になった経緯が悲し過ぎるし、どれだけクロサギをしても彼の心が救われることは無いんじゃないかという気持ちになってしまいました。

まぁでも最後死んだりしなくて良かったです。

 

 

 

孤独のグルメ Season10

(テレビ東京系 全12話)

凄いですね、もうSeason10!毎年の恒例ドラマって感じでゆるく楽しく観ています。

もうお仕事パートはどうでも良いから五郎の食べるところを早くやってくれ!と毎回思ってます。

それにしてもシーズンを重ねるごとに五郎が段々挙動不審になっていく気がする。本来、クールな態度だが心の中は雄弁である、というのが五郎のキャラのはずなんですけどね(笑)

あと、いつも思うのが、一見さんが入りにくそうなお店によく入るよなぁ~って。私だったら絶対入れないわ…と思うんだけど、毎回美味しそうだから五郎が羨ましいし、その店を見つけてくるスタッフさんが凄いですよね。

 

 

 

アトムの童

(TBS系 全9話)

天才ゲームクリエイター「ジョン・ドゥ」こと安積那由他(山﨑賢人)と菅生隼人(松下洸平)が老舗玩具メーカーのアトム玩具に入社し、大手企業に立ち向かうお話。

玩具メーカーの技術を活かしてゲームづくりをしていくというのは面白いと思ったのですが、買収話とかが入ってくると、池井戸潤作品か?と勘違いしそうな、日曜劇場お得意の展開になっていくなぁって感じでした。悪い奴が悪い顔してるな~やっぱりなって(^_^;)

あと、当初香川照之さんがする役をオダギリジョーさんが代役に変更となったみたいですけど、この役ならオダギリジョーさんで正解だった気がしますね。

山﨑賢人さんと松下洸平さんが大学時代の親友という設定は、ちょっと見た目年齢的に違和感もありましたが…2人の厚い友情はとても良かったと思います。

 

 

 

霊媒探偵・城塚翡翠

invert 城塚翡翠 倒叙集

(日本テレビ系 5話+特別編+5話 全11話)

ドラマの途中でドラマタイトル自体が変わったり、主役の推理スタイルがガラッと変わるというのはなかなか攻めてるな~と思いました。

霊媒探偵を装っていた城塚翡翠が、実は観察眼が優れた探偵だったと種明かしする回が一番見応えがあって良かったです。清原果耶さんの長台詞の演技が凄かった。

あと、小芝風花さん演じる真ちゃんと翡翠の関係性というか、絡みが可愛くて萌え要素だったな、と(笑)

 

 

 

大河ドラマ 鎌倉殿の13人

(NHK 全48話)

鎌倉時代をほとんど知らない自分が観るにはハードルが高いかな、と思っていたのですが…流石は三谷幸喜マジックって感じ。

歴史好きには歴史ドラマとしての楽しみ方もあるだろうし、また歴史的事象を知らなくても人間ドラマとしての見せ方が上手いので充分に楽しめました。

人物描写の一貫性、伏線の回収が鮮やかでした。あの言葉がここで効いてくるのか~とか。因果応報みたいなものも描かれていた気がして。

源頼朝に仕え鎌倉幕府の執権となった北条義時という人物と、彼を取り巻く家族だったり御家人だったり…皆が主役のドラマだったと思います。

坂東武者の世をつくり、その頂きに北条が立つ。

という亡兄の言葉を胸にずっと頑張って頑張って頑張って、いろんなものを背負い決断を迫られてきた義時という人が変化していく様子を一年間じっくりと見ることができたのが何より面白かったです。

北条家や御家人達との絆、そしてそれが壊れていくのを見るのは辛かったですが、命尽きる時まで鎌倉の為にやり遂げた北条義時の生き様を見届けることができて良かったなぁと。

今までファンというわけではなかったですが、このドラマを通して小栗旬さんの役者としての凄味を見た気がします。本当に素晴らしい俳優さんだな、と思いました。

そして、どのキャストも皆さん素晴らしかったです。凄く良い大河ドラマでした。

 

 

 

いつもいいねやコメントを下さる方、読んで下さる皆様、本当にありがとうございます!!

また来年ものんびりと更新していきたいと思います爆  笑

それでは、良いお年をバイバイ