そんな観点での物作りが私達シーランの存在意義であると思っています。
通常の化粧品なら原価は一割と言われますが、私達は４割を超えていても、それでも安く提供したいのは使い続けないと本当に綺麗になれない大切なお肌の基礎作り。 良い物が高くては人に伝えませんが、良い物が安いからクチコミ１位となり、世の中にお客様の声で出てきた会社だからです。とにかく、自分が欲しい物を作る事が社会にも必要な物だと信じているので、納得できるまで研究いたします。
ということで、一昨日は大学との今までに無いお肌を再生する原料の研究に没頭していました。論文や特許の関係上まだ言えませんが素晴らしい商品の商品化を日々研究していますよ。
また、昨日は工場の上の私の社長室で、理美容の専門家達と一緒に、完全オーガニックの毛染めの研究会を行っておりました。
とにかく毛染めに入っているジアミンは５分で猛毒に変わると言われています。私は自家性感査皮膚炎という皮膚疾患になり、ようするに身体一部が荒れると全身に湿疹が広がる病気です。私だけが珍しいのではなく、この病気、実は美容師さんに数多くいらっしゃいます。ただの手あれから全身に発症してしまうのだから、たまりません。 毎月毛染めしているけど大丈夫だよって思う方もいらっしゃるでしょう。
私が使ったらどうなるか・・・真冬でも３ヶ月間 氷漬けで寝る苦しみ・・それ位に、身体の中を巡る化学のチクチクした痒みに心までボロボロになりながら絶える３ヶ月って感じでしょうか。一度アレルギーを発症するとそこまでこの猛毒が分かっちゃいます・・・。
私のようなアトピーの人は、いつか同じことになる可能性が高いと思っていてください。またお肌が丈夫は方でも、美容師さんのように、毎日洗いすぎる手、そして毛染めの猛毒を気管で吸い、お肌につけてしまう・・という事で、同じ病気の方が多いのですね。
もちろん、美容師さんの救済のために立ち上がるわけではなく、全ては、美容室さんに助けて欲しいわれわれのような敏感肌の人間が居るという事。また美容師さんの無知や告知不足のせいで皮膚疾患になってしまう私のような人間を増えないことを願っています。
毛染めには完全無添加（オーガニック１００％）または天然系と、化学系の３種類あると思ってください。
天然１００％のが良いのは当たり前ですが、染まり難い、時間かかる、パッチテスト必要、やったわりに毛染めの満足度が低いのが欠点、つまり頭皮に良いと言っても、この使い心地とコスパの低い天然１００％の毛染めにまったく納得行っていません。
様々なハーブを組み合わせた、しかも全成分が認証付きの完全たるオーガニック原料を使いました。本物のアユールベーダにこだわることと、完全なオーガニックにこだわりました。だって・・天然ですって言いながら思いっきり、ジアミンを使っているのが、日本の毛染め事情！ なぜなら、入れるとよく染まるからです。 髪の毛を広げて色を入れて閉じて・・とか化学の力は凄いのであります。 天然の物はそれが出来ないので、どうにか工夫するしかないのです。
という事で毛染めの研究だけではなく、それの一番の使い方、効果の発し方を、コーヒーやハーブや、ビール？酵母？ 色々な物を使って・・・などなど、素人でも簡単に出来る毛染め効果の出し方を、自らの白髪だらけのボロボロの頭皮に栄養も行かない、身体を使って、専門家２人と共に、人体実験をしてみました～～。
やっぱり専門家がやると全然違う！！！！しかしながら、本人達はまったく満足できない！と言って実験サンプルを持ち帰り来月の宿題となりました。 頭皮弱い皮膚疾患の、白髪モデルとして私も自分の人生をかけてこの問題に取り組みたいと考えています。
頭皮に優しくても、染まり難い毛染めなら、化学の毛染めのが良いって思いますよね。 私もぶっちゃけそう思っています。 ヘタなジアミン入りのヘナだったら化学１００％の毛染めのが使い易いし、綺麗に染まるし良いよね....て思うのです。 それはシャンプーとかも同じ。絡み易くて切れちゃって・・・どうしょもない天然シャンプーの中途半端なら、シリコン、ポリマー入りのシャンプーのが良いんじゃないかって。
それくらい、髪の毛と頭皮の事は難しい関係性で、本当に難しいテーマであります。
とにかく理想な物が現在無いので、自分で作りたいと思っています。
本物のオーガニック毛染めをして、お客を満足させてくれる美容室が日本に沢山できれば嬉しく思います。 天然だと言って、色々な化学の物が入っているのが毛染めや、化粧品かもしれませんが、本物を求めるお客様が行けるお店が増えて欲しい・・。
という事で社長室で裸だったり、お客の前でもバスローブ姿だったり、洋服もシミだらけで、とても怪しい私ですが、こんな事から新しい商品が生まれるて行くって事で楽しくてしかたないのであります。 お客様との商品開発にテンションが上がりまくりです♪