ほんとに私以外にはどうでもいいこと。



昨日ダリの画集がリビングにあったのでぱらぱらとめくっていて、彼の奥さんの名前がガラということを知った。


「ガラって、うちの昔飼ってた猫と同じ名前じゃない。ダリの奥さんからつけたの?」って聞くと母がさらりとこう言った。「何言ってるの、あんたがつけたのよ、ガラって」


変な偶然。当時4歳の私がつけたって?でも全く記憶にない。

猫はのどがごろごろなるから、それがなまって「ガラ」になったのか。子どもの発想はもう私のものではないし。


それよりびっくりしたのは、ダリの人生年表を見ていて、彼が私が生まれた頃まだ生きていたこと。

1984年といえば、うちがマドリッドに住んでいた頃だ。同じ国で生きていたなんて。


母が元美術教師なのに私は全く絵を描かなくて、それでもダリの絵だけは見るたびに懐かしさを感じていた理由が少しわかった気がする。


スペインの赤茶けた風景を思い出すから?


当時の、4歳の私の思考に共通点を探そうとしばらく画集に見入ったけどわからなかった。

何しろあの頃はダリが何かなんて知らないわけだし…変な偶然。