私の人生の暗黒期だった高校時代。

 

携帯電話を持っていなかったので

(2003年~2006年、スマホもない時代)

当時の友人知人とはSNSで一部見つけ出して、なんとか繋がったけど

同窓会には呼ばれないので、結構さみしい思いをしている。

 

以前も書いたが、高校の同級生で、一人だけ、どうしても再会したい人がいる。

彼女は附属中学からの内部進学、私は外部からの受験で入学。

 

潔癖で少しの不正も許せず、芸大志望を打ち出していて、尖っていたので

あまり友達がいない状態だったのを、ホームルームの折に突然

「○○(私)と私(彼女)って仲が良いんですよ~」ってPRしてた。

 

お互いに皮肉を言い合う仲で、同じクラスの時は隣の席なことが多くて

お互い同じ日が誕生日で。

2年の時だけ違うクラスで誕生日に声をかけてくれて

「相変わらず背が低いなぁ」「うるせ、余計なお世話だ」みたいなやり取りをして。

(私は背が低い。彼女も同じ背丈だが、彼女は女性としては標準)

 

3年の時は、普段はあまり早く登校しない(私はいつも一番乗り)のに

その誕生日の日だけ、私より早く登校していて。

あの日、二人きりの時に声を掛けられなかったことが

僕の人生、現状最大の後悔。

迷いに迷って、日和って逃げた。

 

創価学会員の彼女。

当時の僕に宗教アレルギーがなくて(今は殆どない)、

今程度に開き直りと踏み出す勇気があれば、今の人生は違っていたのかな。

 

同じ生年月日で隣り合わせの席で、

同じ阪神ファンで、落語好きで

でも彼女は暗記科目が、僕は芸術科目が得意で

彼女は左利きで、僕は右利きで。

得手不得手を支えあいながら生きていけたら素敵だな、なんて妄想してみたり。

 

なんでこんな話を書いているかというと、

久方ぶりに彼女が夢に出てきたからで、

やっぱり、死ぬまでに一度会って、今更何か変わるわけではないだろうけど

言葉を交わしたいな、と思う次第であります。

 

格闘技を生で見たことある?

→大相撲の本場所を何度か国技館で観戦した。

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