ご報告動画を見ていただけたら幸いです。



第二子となる息子が産まれた時SNSで

『産まれる前から気になっていた事がある』


と記載しました。




今回の動画はその事についてお話しさせていただきました。



当時の私は本当に毎日悩んでいました。


不安と命の重さの決断、言われた言葉が私には重すぎてこの辛い気持ちをブログに書き殴りたい、

誰かに打ち明けて話を聞いて欲しい、同じ状況の方がいたら情報が欲しい、、

そう思っていました。

でも私達夫婦は誰かに打ち明ける事もなく次のステージに進むことにしました。

そもそも今回の妊娠で出生前検査は行う予定がありませんでした。

産院での超音波のみで進めていこうと思っていました。

しかしNT肥厚の指摘によりその選択をする事にしたのです。

そもそも出生前検査に関して否定的な意見がある事は知っていました。


それは確かに産まれてくるはずの命を断つ事も含まれているわけで


国によっては殺人に当たる行為でもあるわけだ。


だから私達は次のステージに進む事もとても悩みました。


だけど

産むにしても産まないにしても

とにかく確実な情報が欲しいと思いました。


医師から
出生前検査で染色体異常が見つかると産まない決断をする人が何割いるのか、という説明も受けました。

ここに記載するかギリギリまで非常に悩みましたが

書きます。

9割以上です。

そしてその決断に至るまで夫婦で死ぬほど悩み死ぬほど話し合ってその決断に至っています。

安易な事では全くないのです。

医師は言いました。

その決断をしたとしても
それは決して自分達を責めることではない。何百分の1をひいただけだ。
また次に子供を作ることに罪を感じなくて良い。


とも教えていただきました。



産みたい気持ちと、産む事だけが正義ではないという現実と


毎日毎日、1人目が寝た後は

私は泣きながら夫に心の不安を話しました。

産むとどんな毎日なのか、産まないとどんな気持ちなのか、、
(動画でも話していますが私の親族には障害のある親族がいます。だからこそ色々と考えられる部分もありました。)



もう、お腹の中に新しい命はいて、

私はこの子と一心同体で毎日生活しているのよ。

もうそこに愛しさとかが芽生えてしまってるのよ。


昼間は娘の前で気丈に振る舞っていたけど
夜はネットを色々調べて悩む、泣く、、そんな日々でした。



当時、毎日普通にブログを書いていたけど私の心の中はずーーっとその事でいっぱいでした。

産後2ヶ月で妊娠した事が原因なのか

と何度も医師に聞いて、


それは関係ないと言われてもどこかで自分を責めるというか

やっぱりそれが原因なのではないだろうか、


と思う気持ちもありました。
(それは医学的に本当に関係ないです、)



ずっと悩んでいる私を見て夫が

とにかく産むにしても次の検査に進み確実な事がわかってから悩もう、もうそれまではネットを見るのも止めにしよう!

と、決めてくれたのでその言葉の通り次の検査の日まで私はあまり深くを考えないで過ごすことにしました。



ここまでがご報告動画で話しきれなかった部分になります。

ご報告動画を見ていただいたと思って書いているので、

まだの方はこの後にアップするブログを読むか、動画をみていただけたら嬉しいです。



この後のブログで今回のことを細かく、詳しく書いていきます。




私の書いた内容がネガティブではなく、一つの情報になればいいなと思って書いています。


最後に…


産まない、というネガティブな言葉が出てきてすみません。



子供を作る限りそれがどんな子だろうと命が宿った時点で、その命を産み、育てるべきだ それが子供を作る覚悟だ

子供を作ると決めたなら最初から全ての可能性も含めて考えて作るべきだし、産むべきだ


このような意見をネットで見た時にそれはあまりにも正論だけれど


だけども

子育ては正論だけではまかり通らない事が多すぎる

じゃあそのような意見を持つ人が何か助けてくれるかといったらそうじゃないんだから

1人の人間の命を何十年も大切にするには、愛しすぎてしまってからでは辛い事が多すぎる。

障害のある子の命は平均より短命で、私は自分より先に自分の子を看取る事は絶対にできない。




私は悲しすぎて死んでしまうと思う。

複雑な病や、合併症などもあると言われた。

幸せにできるのか、複雑な病を抱えた場合それを乗り越えながら子育てが出来る母親になれるのか


私がずっと躊躇していた大きな理由はそれでした。




あの時すでに自分が子育てを経験していたからこそ、その考えに辿り着いた。

子育てって一生の事だから。

正論なんかには勝てないもっとすごい事が子育ての現場では起きていると思う、それが人間が人間を育てるって事だと思う。




また次のブログで当時の事を詳しく書いていけたらと思います。