しーぴょんの吉方位開運ひなび旅 -4ページ目

「生命は」


ひなび旅


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生命は
自分自身で完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする

生命はすべて
そのなかに欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思えることさも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?

花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光りをまとって飛んできている

私も あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない

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「生命は」吉野 弘



地震が起きたとき

「死って、ある日突然あっさりやってくるのかもしれない。

 5分後、自分ってなくなるかもしれない」

と瞬間的に思いました。


自然の力の前では人間の力は限りがあるんだな、と。

大地の揺れは抑えられない。

「今」生きていること自体が奇跡なんだって。



できないことを嘆くのではなく

できることを考えよう。



詩は一昨年の日記より。