今日は愛について。
『愛の賞味期限』とやらを。
好きという気持ちが持続する時間を
2年だ。3年だ。4年だ。と巷(ちまた)ではいうけれど
どちらにしても5年未満しか持たないというのは周知の話。
それは好きで盲目でいられる時間をさしているんだと思う。
わたしが考えるに、
相手を知りたいと思う気持ちの期限が
愛の賞味期限なのでは?と。
知り合って当初は
相手のことをたくさん知りたくて知りたくて
いっぱい話して
あまり話してくれないことが気になって気になって...。と
いろんな知りたいという欲求が爆発する。
それが『好き』ということだとする。
生きてきた形、
または今現在進行している生き方で
その人の奥行きが決まるとする。
その奥行きが見えないときは
手探りながら、知りたいがままに模索する。
ただその奥行きの深さや限りがなんとなく見えたとき
知りたいという欲求が消滅し盲目ではなくなるのかなと
わたしは思った。
常に新しい動き(または考え方)をしている人は
単調とは無縁なところが魅力で
またミステリアスさを秘めている方が
恋愛のイニシアチブ(主導権)をとりやすく
賞味期限も長くなるのかなんて。考えたりする。
いわゆる
無鉄砲や天才、破天荒とよばれるような
想像をはるかに超える動きをする人に
人々は憧れ、惹かれるのかもしれない。が、平穏とは無縁。
愛を求める人は
『平穏とは無縁』を受け入れなければならないのかもしれない。
心の平穏を求めるわたしは
愛の賞味期限は短くていいのだ。
賞味期限あとが完熟なのである。
