･*.･:allways happy together･*.･:

月9サプリ

2005年夏の月9です

今クールで
誰よりもママを愛す以外に継続して見てるドラマ。

広告代理店でﾊﾞﾘﾊﾞﾘ働く伊東美咲扮する藤井南が格好良くて綺麗で素敵!!
恋愛の話よりも、チームで広告（CM）を作っていく過程にドラマがあって、なんだか惹かれる

格好良いなあってね。

伊東美咲の強い目っていいな。
神秘的

印象的～
演技どうこうは気にせず、この役、今までの彼女の演じた中で1番好き。
仕事は男並に頑張ってるけど、本当は弱くて臆病。
ｵﾄﾞｵﾄﾞしてる表情が可愛い

ﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄを割きまくって仕事に情熱を傾けられる女性ってやっぱり素敵だと思う。
いいなって思う。

いつの間にか総合職でなく、一般職として働く道で就活を進めてた自分に後悔も沢山してたっけ。

実際、同級生で総合職としてそんな風に働き始めた女の子の話を聞くと、自分と比べてしまう。

どうなんだろうね。

後悔してたﾜﾀｼにいつか彼が言ってたな。
｢一度しかない人生なのに、もったいないかもね｣

うん、この言葉に尚更後悔もしてたな　笑

そんなﾜﾀｼに｢趣味、後悔だもんね｣
という彼

そうね。そんな自分ホントは好きじゃないんだよー

今の仕事を基点にしてもいいんだしね。
まだまだﾜﾀｼの人生、学生でなく、社会の中で認められるべく大人としての人生は始まったばかりだよね。

ってなんだか話飛びすぎだけど、ドラマを見てるとﾊﾞﾘﾊﾞﾘ働く女性に憧れるのです。
このドラマ、言葉がいいな。
誰かを勇気付ける言葉が素敵。

Q&A 恩田陸

2006/08/20/Sun

Q&A 恩田陸

Ｑ＆Ａ

これからあなたに幾つかの質問をします。
ここで話したことが外に出ることはありません――。

2002年2月11日（祝）午後2時過ぎ、都内郊外の大型商業施設において重大死傷事故発生。死者69名、負傷者116名。未だ事故原因を特定できず――。次々に招喚される大量の被害者、目撃者。しかし食い違う証言。店内のビデオに写っていたものは？　
立ちこめた謎の臭いは？　ぬいぐるみを引きながら歩いてた少女の姿は？　はたして、これは事件なのか、それとも単なる事故か？　謎が謎を呼ぶ恩田陸ワールドの真骨頂！

書評初心者の私にはこの作品のあらすじをまとめるのは難しすぎでした･･･
なので上記は出版社、著者からの内容紹介文コピーです

全てＱ＆Ａで物語が進んでいくんだけど、
何編かに分かれてて、それぞれ被害者相手に話が進んだり、関係者同士の話だったり･･･。
最初は、なんだかよくわかんないけど、話進むの遅そうだなー
と思って飛ばし読みをしちゃった私

けど、すぐに戻って読み直し始めた！

Ｍでの事件を軸にして、様々な人間模様だったり人間のエゴ、心理を表してる。
最終的に事件の謎は解決しないけど、この小説でそれはたいした問題じゃなかった。
何が真相なのか分からないまま物語は進んでいって終わった。
私達の日常生活に潜む危険も感じたし、徐々にじわじわと人間の心理って恐いなぁと感じるような作品だった。

最後のオシルシサマといわれた奇跡の子供と団体の話も、実際にいまの社会上、起こりうるだろうなぁって思った。
けど最後の終わり方、気になる･･

薬指の標本　小川洋子

2006/08/20/Sun

薬指の標本　小川洋子

薬指の標本

人の持つ楽しい思い出・辛い思い出・閉まっておきたい思い出
それらを標本にして思い出を『完結』させる場所。
それが｢標本室｣

ふとした事故で薬指の先が欠けてしまい、標本室で働くことになった｢私｣

標本室を訪ねる人々は何らかの思いを持ち、やって来る。
持ち込まれるのは楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡など多種多様･･･

標本技術士との今は使われていない大浴場でのデートを重ね、
足にぴったり合う黒い靴をプレゼントされたが･･･

小川洋子の小説を始めて読んだのは、
映画化される前に大学の図書館で見つけた｢博士の愛する数式｣

あの時に感じた、ゆっくりと時が流れるような感じ、
穏やかな情景を感じながらも、今度の作品は
｢標本室｣｢地下室｣｢大浴場｣｢足に侵食していく靴｣など、妖しさたっぷりだった。

標本技術士と初めての恋をした｢私｣が、身も心も彼に委ねていく静かなラブストーリー？か。
だけど、じわじわと恐くなるよぉこの話。足も心も侵食、ね