結局3週間もお世話になった。
最後の数日は気ままに滞在するホテルのようだったけど、日一日と回復していく自分の身体が頼もしくなり、それによって今後への不安が減っていったのは入院していたおかげ。
そう、改めて、おかげさまを感じた日々。
仕事ではあるけれど、その仕事を全うしてくれた病院の方々。
お医者さまも看護師さんもリハビリの先生も、そして日々お掃除や移動のお手伝いをしてくださっている方々も。
家族、友人たち。
色んなアプローチで応援してくれてありがとう。
「少しでも気持ちが晴れれば」と、香りのよいソープ類や美しいタオルを下さった彼女は、自身の入院中に一番嬉しかった品を私にも選んでくださった。
その親身な心遣いの嬉しかったこと。
同じく「病院食の足しにして」と美味しい品、「これを見て元気だして」とエールになる絵やお手紙をくれた家族や友人たち。
「自分がしてもらって嬉しいこと」を分けてくれて、ありがとう。
そして誰よりも。
夫よ、ありがとう。
毎日来てくれて、清潔なパジャマやタオルのための洗濯をありがとう。
あれが欲しい、いや違うそれじゃない、こっちは要らないという、細かい欲求に付き合ってくれてありがとう。
心配してくれてありがとう。
「一番大事な人を大切にしないでどうする。」
と言った貴方の言葉を噛み締めて、少しずつ減っていく残りの時間を大切に過ごさないとね。
って、気持ちを。
忘れないといいんだけどな、自分。
さ。家にかえろう。