🍼 映画の世界に入り込んでひとやすみ!
ジブリパークのメインエリアの一つ、「ジブリの大倉庫」。

一歩足を踏み入れた瞬間から、そこはもう映画のワンシーン。巨大な展示物や、思わず写真を撮りたくなる名場面の再現で、時間を忘れて歩き回ってしまいます。
そんなワクワクが止まらない大倉庫の中で、ふと足を止めたくなる場所。それが、休憩スポットの「ミルクスタンド シベリ❆あん」です。ここでのお目当ては、もちろん、あの**「山村ヨーグルト」**!

💚 レトロ可愛い瓶と、ジブリの世界観に溶け込むひととき
ジブリの大倉庫を夢中で探検していると、大人だってさすがにお腹が空きますし、ちょっと休憩したくなりますよね。
「シベリ❆あん」の店頭に並ぶ、この山村ヨーグルト
佇まいが、もう最高なんです。透明なガラス瓶に、赤の文字で**「山村ヨーグルト」。そして、キャップ代わりにかけられた鮮やかな水色のビニールキャップ**。これが、本当にレトロで可愛らしい!まるで、昭和の時代にタイムスリップしたような、あるいはジブリ映画の主人公が学校帰りに立ち寄ったお店に並んでいそうな、ノスタルジーを掻き立てるデザインです。

この瓶のデザインは、山村乳業さんが1959年当時の製法とパッケージをそのまま残しているとのこと。三重県伊勢市の老舗乳業メーカーさんが、こだわり抜いた製法で作るヨーグルトが、時を超え、場所を超え、ここ愛・地球博記念公園の「ジブリの大倉庫」で私たちを待っていてくれるという事実に、まず感動を覚えます。
🥛 口に入れた瞬間に広がる、優しくて素朴な甘さ
早速、ヨーグルトをいただきます。スプーンを入れると、通常のヨーグルトよりも少しねっとり、もったりとした、昔ながらの固めのテクスチャー。口に運ぶと、その優しくて素朴な味わいに思わず目をつむってしまいます。
特徴は、そのまろやかな口どけと、程よい酸味と甘さのバランス。
原材料に使われているのは、三重県産の新鮮な生乳。大手メーカーが採用する高温短時間殺菌(UHT殺菌)ではなく、牛乳本来の風味とコクを守る85℃・15分間のパスチャライズ殺菌という、手間と時間のかかる製法で作られています。
この製法こそが、牛乳本来の豊かなコクを最大限に引き出し、「昔ながらのやさしい味」を実現している秘訣なんです。市販のプレーンヨーグルトとは一線を画す、どこか懐かしい、濃厚なミルクの甘さが舌の上に広がります。
歩き疲れた体に、このひんやりとした優しい甘さがじんわりと染み渡り、最高の休憩になりました。
✨ ジブリ映画の世界に没入する「食」体験
この山村ヨーグルトは、ただ美味しいだけでなく、ジブリの世界観を構成する**「重要なピース」**だと感じます。
「風立ちぬ」のシベリアや「千と千尋の神隠し」の屋台料理など、ジブリ作品には「食」が欠かせない要素として登場します。それは単なる空腹を満たすものではなく、登場人物の感情や、時代背景、そして温かい日常を表現するための大切な装置です。
大倉庫で、このレトロな瓶ヨーグルトを、壁の質感がそのまま残されたようなベンチ(写真の背景のような場所)に腰掛けて味わうとき、私たちは本当にジブリ映画の世界にいるような、ノスタルジックな情景の一部になることができるのです。
あの時、あの場所で味わった「山村ヨーグルト」の味は、ジブリの大倉庫での楽しかった思い出と、深く結びついて記憶に残ることでしょう。
大倉庫へ遊びに行く際は、ぜひこの「山村ヨーグルト」と、名物の「シベリア」をセットで味わってみてください。ジブリの世界観に浸りながら、心も体もリフレッシュできる、最高の休憩になること間違いなしです!


