こんにちは。あみです。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?


私は20代女子・関西在住のディズニー大好きオタクです。

母親がディズニー好きで幼い頃からパークに行き、ディズニー映画を見て育ちました。



そんな私ですが先日友人に誘われ、15年ぶりにUSJに行ってきました。



今回はUSJに行った感想とディズニーリゾートと比べて感じたことを書きたいと思います。

審査員になった気持ちでパークを回っていました。





  なぜ15年間もUSJに行かなかったのか?


「関西在住ならディズニーよりUSJの方が近いでしょ?好きじゃないの?なんでディズニーの方が行く回数多いの?」と思われがちですが、


私は昔のUSJ(オズのエリア・ETのアトラクションがあった頃)に何回か行ったことがあります。

感想としては本当に面白くなかったです。



USJは、"ハリウッド映画"がコンセプトのテーマパークなので、子ども受けするようなアトラクション・ショーが本当に少なかったです。



小学生の頃、『バックドラフト』に乗りましたが怖すぎて号泣。

両親から話を聞くと号泣してパニックを起こしている私を見て周りが笑っていたらしいですが、笑ってるレベルじゃないくらい、本当に怖かったのを覚えています。



大人になった今、振り返ると子どもには全然優しくなかったテーマパークだなと思いました。



また当時のUSJのアトラクションは全部スタンバイ。

待つのが耐えられない子どもにとってはただただ地獄でした。私もその1人でした。

ディズニーのファストパスの制度を知っている両親も、なんでこんな待つの?と言うくらい。



パークのご飯もディズニーと比べ割高。

園内で食べずに外の近くにある安い飲食店で済ませてからパークにインがほとんどでした。



上記のことがあり、次第に行かなくなりました。

USJに愛想を尽かした感じがあります。






  半年後輩のディズニーシーは…


USJの半年後にオープンしたディズニーシーは、ディズニーランドが日本で大成功し、2番目のテーマパークとして誕生しました。



実はディズニーシーは、当初ハリウッド映画を中心とした"ディズニー版USJ"になる予定でした。



しかし運営を担当しているオリエンタルランドが「日本では映画文化に馴染みがなく将来性に大きな懸念がある」

つまり「日本は映画よりもマンガやアニメの方が認知度は高いでしょw映画中心のパークなんか人来るわけねーじゃん」と却下した裏話があります。



なので『インディー・ジョーンズ』や『センター・オブ・ジ・アース』など映画作品がモチーフのアトラクションが少しありつつも、今の形に落ち着いたのがディズニーシーになります。



正直に言うと、上記のオリエンタルランドの決断がディズニーシーとUSJの成功の命運を分けた気がします。

(オリエンタルランドはUSJを運営していませんが)






  感想① スタッフの対応


USJの感想一つ目ですが、スタッフの対応です。

ディズニーではスタッフのことを"キャスト"、USJでは"クルー"と呼びます。



私がUSJに行った日は、コロナ禍で生憎の雨・しかも豪雨でした。



オープン前、並んで待っていると、USJも感染症対策を気にして「横2人になって上下左右間隔を空けてください」とかなり言っていました。



気持ちはすごく分かりますが、ディズニーに比べてUSJはエントランスの幅が小さいです。

また雨のため、みんな傘をさしているのですが、傘は1.5倍のスペースを取ります。



そんな状態で横2列は無理です。

隣の人とぶつかる可能性がありますし…。



またUSJも今年20周年。

オープン前にクルーが「20周年なので手を叩いてお祝いをしましょう!」と言いますが、こっちはそんなこと言ってる場合じゃないんです。

大雨と戦ってるし、傘で両手埋まってるんだよ!






  感想② クルーの言葉遣いが悪い


ディズニーもUSJもですが、パークで働いている人の中にはバイトもいます。

そこで問題になってくるのが、対応の悪さと言葉遣い。



これは「スパイダーマン」のライドに並んでいるときのこと。

この日は中学生・高校生・大学生が多くしかもグループで来ている方が多かったです。

楽しいのか列の間隔はだんだん狭くなっていき、感染症対策を気にかけているクルーもピリピリしていました。



そんな時、大学生ぐらいの男性クルーがアナウンスで、


「ねえ、皆さん足元見ましょ?間隔開けての印付いてますよね?楽しい気持ちも分かるんですけど、ご時世ですしもうちょっと気にかけません?」


と言いました。



…なにその上から目線。って思いました。

ディズニーのキャストの対応を見てきた身としては、かなりムカつきました。

ディズニーでこんな発言・注意の仕方はご法度です。ありえません。



お客様は神様。

そんな考えは古いとは思いますが、もっと良い対応の仕方はなかったのでしょうか?

正直、教育がなってないですよね。






  感想③ アトラクションはスムーズ


私が行った日はコロナ禍+大雨で、人が少なかったです。

友人もいつもはかなり待つのに、今回はスムーズに乗れたとのこと。



私と友人が乗ったアトラクションはこちら。



「マリオカート ~クッパの挑戦状~」

「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」

「ジョーズ」

「シング・オン・ツアー」

「ミニオン・ハチャメチャ・ライド」

「プレイング・ウィズおさるのジョージ」


「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 4K3D」


大雨だったため屋内のアトラクションを中心に、全部スタンバイで乗りました。

スムーズにいきすぎて、逆に時間が余ってしまうほど。



主要アトラクションにかなり乗れた気がしますw






  感想④ アトラクションがキツい


マリオの感想は後ほど。

シアター型の「シング」「おさるのジョージ」は除いて、私が乗ったライド系のアトラクション。



アトラクションが得意な私でもかなり酔いました。



映像の完成度はディズニーよりも高いです。

ですが人気のライドほぼ全てが、ライド+映像が連動しているので動きはめちゃくちゃ激しいですし、酔います。

私は立て続けに乗りましたが、家に帰ってから体調不良を起こしダウンしました。



USJよりもディズニーのアトラクションが優しく可愛く見えるほど。



そして私が乗ったライド系アトラクションの注意書きを見ていると、ほとんどが「基礎疾患のある方」「妊娠中の方」「乗り物酔いしやすい人」「高所・閉所恐怖症の方」はご遠慮くださいとの記載が。



じゃあ逆にその人たちは何に乗れんだよ?(ブチギレ)ってなりました。



昔、妊娠中の私の母がUSJに行った際、ターミネーターに乗ったそうです。

クルーは母が妊婦だったのを知っていながらも「妊娠中の方にオススメですよ」と言い、最前列に案内しました。



ターミネーターは大量のドライアイスの煙が出てきます。

母は「煙がすごくて息が出来なかった」と言っていました。

妊婦さんが息出来ないってマズくないですか…??



案内したクルーの対応もひどいですが、本当にUSJのアトラクションはお客さんに優しくないです。

ジェットコースターや激しいライドばかり。



シアター系アトラクション「シング」については、舞台のセット・ショーの構成は良かったです。

ですが、子ども向けとはいえライブ中はかなりの爆音。

照明もかなりチカチカしていて眩しかったです。

(ポリゴンショック起きそうな…)



乗った中では「おさるのジョージ」が1番平和でした。






  感想⑤ マリオのエリアとマリオカート





話題のマリオのエリアですが、マップを見るとやっぱりUSJらしくないのか、浮世離れしている気はしました。



ですが入り口から中まで作りは完璧で、再現度は高いです。

本当にマリオの世界にいるよう。





マリオカートは1台に付き定員4人だったと思います。



アトラクションのシステムをディズニーで例えると、ランドの「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」+3D映像を合体させた感じです。



ライドの動きはクネクネ動きやや激しいです。

また乗る際にはマリオの帽子に見立てたゴーグルをかけます。



ゴーグルからカートに乗ったキャラクターの映像が3Dで映し出され、それに向かってアイテムを投げつつコインを集めていきます。

ゲームの世界観を忠実に守っており、とても面白かったです。



ただ終盤のレインボーロードコースは目がチカチカしてキツかった…。



あと装置したこのゴーグルがめちゃくちゃ重い。

私はメガネをかけていたので、ゴーグルの重みでメガネが圧迫され、かなりしんどかったです。

コンタクトでも大丈夫な方は、メガネではなくコンタクトにしましょう。



乗り場はオープンしたてなのもあり、クルーの人数が多く、ライドの出発時大きな声で叫んでいました。

マスクをしているとはいえ、このご時世そんなに叫んで良いものなのか…?






  感想⑥ パーソナルスペースがない


私がUSJに行って特に不快に感じたのが、パーソナルスペースの無さ。



パーソナルスペースとは「他人に近付かれると不快に感じる空間」のことです。



ライドに並んでいる時も、お店でお土産を見ている時も、レストランでお会計してるときも、全てにおいてクルーから話しかけられました。



私はその日、ポケモンのユニクロTシャツを着ていたのですが「ポケモンお好きなんですか?」「どのイーブイの進化が好きなんですか?」といろんなクルーから同じ質問を何回もされました。



無視は流石に人としていけないと思ったので、営業スマイルで対応しましたが、正直鬱陶しかったです。

ディズニーのキャストはそんなに話しかけてきません。



普段服を買いに行って店員さんに「何かお探しですか?」と話しかけられるのが嫌な人は、ストレスに感じるかもしれません。



クルーはとにかくお客さんの服装を見て、話題を振ってきます。

話しかけられたくない人は、キャラクターもの服やアーティストのTシャツなどは着て行かないようにしましょう。



またディズニー絡みの服やカバンもやめておいたほうが良いです。

私もDオタを封印して行きました。






  感想⑦ やっぱりご飯の値段は高かった


お昼ごはんはマリオのエリアにある、キノピオのレストランに行ってきました。



レストランはとてもキレイで、アクリル板を設置したりと感染症対策もしっかりしていました。



またクルーの対応もしっかりしており、新しいおしぼりを配ったり、「写真撮影しますか?」と声をかけてくれました。



ただやっぱり料理の値段がディズニーよりも高かったです。

ドリンクやサイドメニューがセットで付いているわけでもないのに、ハンバーガーが2,000円。

パスタも1,900円していました。

料理のビジュアルはすごいのになぁ…。





私はマリオのハンバーガーを食べました。

ナイフとフォークで食べるタイプなので、ボロボロして食べにくかったです。

野菜のピクルスはしょっぱかったです。



ご家族でレストランに行かれる予定の方は、事前にどこで食べるかや予算などを決めておいたほうが良いです。

お会計でビックリするかもしれません。





  感想⑧ パークの作りが悪い


ディズニーランドは、人の流れを分散させるように作られています。

玄関口であるワールドバザールから、アドベンチャーランド方面・シンデレラ城方面・トゥモローランド方面にいけるようになっています。



また各エリアの出口も多く、隣同士がくっついているので移動も簡単です。



一方でUSJのハリーポッターエリア・マリオのエリアについては出入り口が1箇所しかなく、中にたどり着くまでかなり道を歩きます。

そしてエリア間の移動が出来ません。



マリオのエリアからハリーポッターエリアへ行く場合、一旦出入り口まで戻る必要があります。

私も実際、マリオ→ハリポタへ行きましたが足が疲れましたし、面倒でした。






  まとめ


久々のUSJでしたが、子ども向けのパークがあったり、最近出来たエリアやアトラクションのクオリティーが高くて本当にビックリしました。



でもディズニーと比較して改めて実感したのが、

①アトラクションの数が多く乗りやすいものがある。乗り物酔いがそこまでない。

②いろんなお客さんのニーズに応えている。

③キャストの対応が良い。

などのディズニーの方が私は好きです。



USJ好きの方には申し訳ないですが、関西人の私でもディズニーの方が何度も行きたいなと思ってしまいました。



これはあくまでも個人的な意見ですので、参考まででお願いいたします。



長文になりましたが、読んでいただき本当にありがとうございました。