【社評】キックスターターで資金調達 | 大志は現実化する!

【社評】キックスターターで資金調達

今回紹介するビジネスモデルはこれ!

キックスターター




大志は現実化する!


あまりのイノベーションっぷりに久しぶりのブログにもかかわらず書評を忘れ、
ここに紹介したいと思います。
その名も、キックスターター、kickstarterです。

下記がホームページからの引用なのですが簡単に紹介しましょう。

Kickstarter is the world's largest funding platform for creative projects. Every week, tens of thousands of amazing people pledge millions of dollars to projects from the worlds of music, film, art, technology, design, food, publishing and other creative fields.


アーティストやモノづくりのエンジニアが抱える問題の一つに資金繰りってやつがあります。

自分も経験したことがあるのですが、技術開発の現場において、こういうものが作ってみたい、
とは思うものの、実際には採算がとれなそうだからだめだ、と役員にダメ出しをされて、
お蔵入りしてしまうという例のあれです。

確かにその会社のブランドにマッチしていないアイデアなのかもしれませんが、
エンジニアとしては実現をしてみたい、というクリエイティブなアイデアがあると思います。

アイデア、技術力はあるのだけど、その採算性がわからない、そういう最後の資金の部分を解決してくれるのが、
キックスターターです。

仮にそのアイデア商品を1000円で売りたいとしても、1台だけしか作れずに、
1000円で作ろうったってそうはいきません。

100台位売れれば1000円で採算がとれる、そんな感じだとしましょう。
そんなときにキックスターターの出番です。

アイデアをキックスターターのサイトにアップします。
1000円で100人集まれば、実際に開発に着手できる!と宣言し、
世界中からその商品を1000円で買ってくれる人を募集します。
本当に100人集まれば10万円がサイトから振り込まれ、
エンジニアやアーティストが製品を開発着手ができるようになります。

ものが売れて初めて入手することができる売上金を、
見事募集人数が集まれば先行してもらうことができるので、
そのお金で開発にいかすことができるのです。

実際に自己資金や借金してまで製造しなくても、
将来得られるであろう売上金で開発に着手できるという、
将来の売上金を先行投資として使えるようにするための、
世界のネットワークがキックスターターといえます。

もちろんしょぼすぎるアイデアだった場合には、
開発金は集まらないですし、アイデアをスタートすることができません。
その場合は0円でアイデアを試せたのですから、
ローリスクで夢が実現できちゃうわけですね。

ジャンルとしてはアートや、ミュージックもあれば、テクノロジーなどもあります。

結構ニッチなアイデアだったり、ちょー!クール!なアイデアだったりするので、
見ているだけでも面白いアイデアサイトになっています。

例えば、こんなものが募集金額を大幅に上回り話題になっています。

アルミのクールなiphone dock(従来のものよりただ重いだけ!?)
まさかの1,952%超えの集金で、$1,464,706集めている。


バランスが取れるペン


配線いらずの超クールなbluetoothスピーカー




キックスターターが今後のモノづくりの開発資金問題をリデザインし、
イノベーションの要素となることは間違いないと思います。
個人でも、中小企業でも使えるので、ベンチャーキャピタルに、
プレゼンができない環境にある人も世界中の各個人から出資を受けて、
開発をすることができるようになります。

キックスターター恐るべしイノベーション!
企業側もローリスクで、アイデアに投資をし製品開発ができるようになると思います。

オープンソースで世界中でソフト開発を行うっていうのは、
クラウド上でできたけど、ついにハードの部分までクラウドに巻き込まれ、
イノベーションが起こるとは思っていなかったので、
本当に感激致しました。
日本でもぜひ流行っていってほしいと思います。

キックスターターを活用することで、

大志は現実化する!!