ニュースの林 -4ページ目

オードリーに見るツッコミ・若林の存在

お笑いコンビには、『ボケ』と『ツッコミ』という役割が存在する。ボケは笑いを誘うために、とぼけたことを行う。ツッコミはボケのとぼけた行為や言葉を指摘し、この行為は『ツッコミを入れる』などと表現される。ツッコミを入れるタイミングは、笑うタイミングでもある。ツッコミが下手なコンビは、笑うタイミングがわかりにくくつまらない。そして、おもしろいコンビは必ずと言って良いほどツッコミが上手い。


人気のお笑いコンビ『オードリー』、ボケは春日俊彰、ツッコミは若林正恭。ご存知のとおり、昨年大ブレイクしたコンビだ。その人気には、春日の特異なキャラクターは欠かせないのだが、そのキャラを生かしているのは、ツッコミの若林だ。


当初、オードリーのボケとツッコミは逆で、若林がボケ、春日がツッコミだった。だが春日には、ネタを間違えたりセリフを噛んでしまったりのミスが多く、ツッコミとしては不適任であった。先に説明したとおり、ツッコミが下手では、笑いを取るのが難しい。


それを表しているのが、若手お笑い芸人の登竜門的存在のテレビ番組『爆笑オンエアバトル』だ。この番組のオードリーの成績は、現在のところ7連敗後に4連勝という極端なものになっている。4連勝はいずれも、ボケが春日、ツッコミが若林、になってからのものである。


若林のツッコミの上手さは、M-1グランプリ2008でも放送された。ネタを噛んだ春日に、若林はすかさず「噛んでんじゃねえよ。」とツッコミを入れた。オードリーにとっては思わぬアクシデントだったのだろうが、結果的には大きな笑いを生むことになった。ここでの笑いは若林の的確なツッコミによるところが大きい。ツッコミの下手な者であれば、噛んでも放っておくか、うろたえることしかできなかったかもしれない。だが、観客にや視聴者には、噛んだこともツッコミが困っていることもわかるのだ。だからこそ、あの場面でのツッコミはベストと言えるだろう。そしてオードリーは、敗者復活からの2位と立派な成績を残した。


どうしても、ボケのほうがおもしろく見え、また印象に残りやすいため、ツッコミは目立たない存在になりがちだ。だがツッコミこそが、笑いを生み出すためには重要な存在なのだ。これからは春日の強烈なキャラクターだけでなく、ツッコミの若林にもぜひ注目していただきたい。若林のツッコミがあってこその春日、若林のツッコミがあってこそのオードリーなのだ。


ツカサネット新聞より引用



爆笑問題・太田が、ずっとしゃべり続けるワケ

放送時間がたった30分なのに、収録時はその何倍もの時間司会の爆笑問題の太田がしゃべり続けるという『爆笑問題の検索ちゃん』(テレビ朝日系)。太田はこの番組以外のあらゆるバラエティ番組でもこの調子らしい。彼はなぜずっとしゃべっているのだろう。


つい最近の深夜番組で、眞鍋かをりと出川哲朗、よゐこ濱口などが、『いきなり!黄金伝説。』を含むテレビ朝日の“特番”を宣伝する番組があった。その番組内で『爆笑問題の検索ちゃん』のスペシャルのお知らせがあり、この番組収録中に起こる他のゲストもウンザリするほどの太田の“おしゃべり”が話題になった。


「なにせ進行しないで太田さんがずっとしゃべっているから、番組収録が進まなくって。」と誰かがいうと、
以前爆笑問題のトーク番組で共にパーソナリティーをしていた眞鍋かをりが、「そうですよね。太田さんの話、長いですよね・・・・。」と、遠い目をした。
芸人として付き合いの長い出川哲朗や濱口が「そうそう、長い長い。」と言うと、出演者みんながうなずいていた。太田の話しが長いのは、どうも毎度の事のようだ。


どうして爆笑・太田はしゃべりつづけるのか。記者はこう推測する。


執拗に自分の思った事を他人に話しまくる太田は、神経質で面倒くさい人間に見えるのだが、実は素直であまり「欲」が無い。


とんねるずのように派手な歌手活躍や、映画界に進出したビートたけしのような仕事の欲も無く、島田紳助のようなビジネスにも興味を持たない。せいぜい本を出したり、興味のある知識番組への出演ぐらいで、それ以外は常にバラエティ番組で司会トークをしている。
いつも多くのレギュラー番組で、お客さんと共演者を前に(相方の田中に見守られながら)ずーっとしゃべっているのが幸せな太田。


要するに彼は「寂しがりや」なのだ。
スタジオの中の人や客席、さらにテレビの向こう側にいる人にまで「足を止めて自分の話を聞いて欲しい。そして笑ってほしい。」その欲だけは尋常じゃない。


実はスタジオにいるタレントやスタッフ、お客さんが大好きで、自分が「おもしろくない」と思われるのを何より恐れている太田は自分が沈黙するとみんなの視線が他に取られてしまうと寂しいので、それゆえ『爆笑問題』の冠番組ではずーとしゃべり続けていないといられない。
そんな感じがするのだ。


「孤高の知識人」を気取っているような太田は実は人間くさい男であり、そしてその人間くささが多くの人を惹きつける。


爆笑問題の話題がネットにあがると、必ず「太田は空気が読めない。」とか、「芸はあまりおもしろくない。」といった、“アンチ太田派”の意見がいっぱい書き込まれるのであるが、こういった意見を書き込んでくる人は、本当に彼が嫌いなのだろうか。
気になるから太田について書くのではないか。
「継続的に嫌われる」という事は、常に「注目度が高い」事をあらわす。


「寂しがりや」以外に、太田が帰りたくない理由がある。


先の深夜番組で濱口と出川がこんな事を言っていた。
出川「太田さんは、賑やかなスタジオでみんなでいる方が好きなんですよ。」
濱口「家に帰りたく無いらしいですよ。」
出川「奥さん、酔っ払ってるからかなあ。」


“酒豪で知られる”太田夫人のお相手は、仕事より大変なのだろうか。
(編集部:クリスタルたまき


Techinsight Japanより引用




「笑点」司会者の後継問題が再燃!

●メンバーの昇格案と外部招聘案が出て…


 人気番組「笑点」(日本テレビ)でスッタモンダがあったという。原因は今月初め、司会者の桂歌丸(72)が肺気腫のため、横浜市の病院に緊急入院したことだ。


 歌丸のその後の経過は良好で、14日に行われる「笑点」の収録には予定通り参加する。だが、病気で体力的に限界だった三遊亭円楽からバトンを受けた歌丸までが“倒れた”ことで、“ポスト歌丸”が話題になったというのだ。


「落語家は『笑点』のメンバーになっただけで将来が約束されたようなもので、稼ぎもハンパじゃないし、独演会のチケットも売れる。メンバーになるだけで、CMなどを含めると収入は億単位ですよ。それが司会者となれば落語家にとって超ステータスでケタ違い。その椅子に誰が座るかは大問題なんです」(テレビ関係者)


 日テレにとっても「笑点」は視聴率ランキングの上位に顔を出す“ドル箱”。後継者選びは物議を醸して当然だ。実は円楽が倒れた時と同様、今回も最悪の事態を想定して関係者が極秘に話し合いを行ったという。


「司会者は、メンバー昇格案と番組外から引っ張ってくる案が出ました。前案では万が一の事態の時には林家木久扇、三遊亭楽太郎、三遊亭小遊三の3人のうち誰か。意外なところでは山田隆夫なんて意見もあった。外部からの声で有力だったのは西田敏行、藤田まこと、そしてタモリの3人。日テレ幹部は番組外から引っ張る案を尊重して、水面下で工作しているなんて話まであるけど」(放送作家)


 歌丸が元気に番組に出演することで、これらのサプライズ案は一時凍結された。だが、高齢だけに後継問題を考えておくのはしごくもっとも。


 日刊ゲンダイ2009年2月13日掲載