様々なミックス
凄くよいテーマをくださった方がおられたので、この機会に少し僕の考えを書いてみます。
それは”ミキシングの正解”についてです。
最近はレコーディングからミキシング、もしかするとマスタリングまでアーティスト自身が行うことがあるかもしれません。
それは凄く素晴らしいことだとおもいます。(詳しくはまた別のときに!!)
その一方で、楽曲の完成度が個性的すぎる傾向があるのではないかとも感じています。
ミキシングコンペのミックスを聞き比べても分かるように、エンジニアによって音の扱い方は千差万別です、それはすなわち楽曲が本来持っていた良さの様々なところを様々な方向からフューチャーした結果だと思います。
逆にいえば、自分が押し出したかったところと、他の人が押し出した部分に差異があるということです。
そんな中でもしっかりした楽曲は
「これもカッコ良いな」
「こんな雰囲気もありだな」
と、ミックスに左右されない良さがあると思います。
セルフで楽曲を完成させるアーティストの方には、他の人の感性を認める部分を持ち合わせていただきたいと思います。
「なぜ、このエンジニアはこのミックスにしたのか?」
「なぜ、自分の思い描いているイメージと違う雰囲気になっているのか?」
そこを見つめなおすことで楽曲制作の際のアレンジや演奏に大きな変化が起きるのではないかと思います。
イギリス人のクリエーターと仕事をしていたときに彼はこのように言いました
「出来るだけたくさんの人間と共同で制作をする、それを繰り返すことで楽曲の中の自分のエゴと、それぞれの人間のエゴが平均化されていき、最終的にその楽曲の持つコアな部分が強く磨き出される」
個人的には凄く素晴らしい考え方だと思っています。
個人のエゴは持ちつつ、楽曲のコアな部分を的確に見つけ出せるクリエーターになりたいものです。
最後になりましたが
ミキシングに正解は無いと思います。
いろいろな正解があることが音楽の面白さだと思いますし、様々な正解を楽しめる人間であり続けたいです。
iPhoneの進化
先日、うつむいた際にやってしまいました
ポケットから滑り落ちるiPhone3G
斬新で鮮烈、消えることの無い待ちうけ画像をゲットしてしまいました・・・
動作には問題ないようですが。。。
ショックをうけながら修理代金を調べたりして数日使用していたのです。
本日softbankショップに行ったところ
修理するよりもiPhone4に機種変更したほうが安いことが判明!!
迷う余地などありません。早速手続きをしてiPhone4をゲットしてきました。
データなどはPCに接続した際に移行されるという説明を受け店を出ました。
店を出た瞬間に着信が、電話帳が入っていないので誰からなのかはまだ分からない状況ですが
この携帯に、この時間にかけてくる人間は知人しかいないはずなので、とりあえず出てみました。
「・・・」
「もしもしー」
「・・・」
「もしもーし」
「・・・」
音が全く聞こえません。
は!!
スピーカの上にも透明フィルムが貼られているではないか!!
過去に経験したことの無い躊躇の無さで保護フィルムを剥がしました。
さらに電話はお客様からの問い合わせでした・・・最近自宅の電話を着信転送にしていたことを忘れていました。
相当最悪の電話対応でした。
そんな事もありつつ自宅に帰り色々いじってみたのですが
動作が軽い!!ストレスが無い!!これならば携帯でブログ書いてもいいかも!!
というクオリティーです。予想以上に成長を遂げているではありませんか。
とりあえず、メール設定やらなんやらを一気に片付け(といってもなんだかんだで半日かかってしまいました)
たので明日からは色々試していきたいと思います。
凄くどうでもよい話になってしまいましたが
”iPhoneで通話するときは必ず透明フィルムを剥がしましょう”
という事に気づかされた一日でした。
本心としてはもう少し音楽をやっている方に為になる事を書きたいので
皆様からの質問などお待ちしております!!
サウンドエンジニアに必要なこと
今日は、カフェオのD.I.Yパックのお客様が急遽エンジニア付きを希望されたのでドラムの録音をしてきました。
そもそもD.I.Yパックというのは、カフェオのスタジオ、楽器、マイクやマイクプリなどをレンタルしてパソコンやインターフェースだけ持ち込んでいただき、セルフでレコーディングしてもらおうというパックです。
詳しくはこちら
http://www.cafeo.tv/studio/ayase.htm
最近はマイクプリが8ch付いたインターフェースなどが安価で販売されているので、多チャンネル必要なドラムレコーディングも手軽に行えるようになりましたよね。
例えば、ドラムのレコーディングはカフェオのD.I.Yで、他の楽器やボーカルは宅録でといった具合に必要最低限のコストで制作することが可能な時代です。
そうなってくるとサウンドエンジニアには、空間の響きを聞き分ける能力や、マイキング、演奏しやすいモニターミックスが作れること(←これで演奏の出来が変わってしまうこともあります)、その他機材の的確な使い方と、何より音とテイクの良し悪しを聞き分けるプロフェッショナルなセンスが必要であると思います。
”コストをかけない制作” と”エンジニアがかかわる制作”のどちらも状況に合わせてチョイス出来るというのは良いことです。
エンジニアは”○○さんがいなければ出来ない”と言ってもらえるようなクオリティーの作業とコストパフォーマンスを提供して行くことが重要だと思います。
今日のお客様にも「またお願いします!!」と言っていただけました。それが何よりの喜びです。

