【あらすじ】
明日から夏休みという一学期の終業式の日。
不思議な現象によって学校の旧校舎に閉じ込められてしまった先生と子供たちが、そこでさまざまなお化けや怪奇現象に出会い、怖い体験をする。(パンフレットより抜粋)

このシリーズは、一応ホラー映画という位置づけですが、笑いや友情、そして恋愛要素などが含まれているのが他の邦画ホラーにはないような最大の魅力だと思います。
仮に本気で怖がらせようとした作品だったなら、ここまで好きになる事もなかったでしょう。

テケテケはなんだか可愛いしベートーベンがウインクしたりと登場するお化けや妖怪も結構おちゃめ 笑



この映画を洋画で例えると、スタンドバイミーやグーニーズ、最近ならイットに近いんじゃないでしょうか。
子供同士の関係性や物語が進むにつれ描かれる成長過程がとても丁寧に描かれているんですよね。

そう思うのも大人になってからで、当時はただ単純に好きという気持ちだけで観ていたと思いますが。

とにかく劇中に登場する夏!って感じの情景や雰囲気が大好きで…!
画面越しに夏草の香りや旧校舎内の埃や汗の匂いが漂ってきそうな感じがたまらないです!

そして、とにかくあんな冒険がしたい!というのが一番にありました。
めっちゃ憧れたシチュエーション!!

そして!そして!
クライマックスの香織と将太の切ない別れ…
『元気でね!私を忘れないでね!!』
笑顔で見送ってからの寂しげな表情になるあの場面ね…
映画史に残る名シーンだと思います…!



からの後日談、旧校舎を眺めながらの将太の台詞
『好きって言えば良かったんだよなぁ、人生ってリセットきかないから』
が本当好き!



旧校舎前に向日葵を供え、皆で香織さんに向け自己紹介してからの、さぁ!夏休みが始まる!って感じの爽やかで元気なカットでエンドロールの流れが本当に神…!!

好き!

とにかく大好き!!!(語彙力…)