今日はうって変わり仕事します。(真面目)
さて、みなさん塩こしょうのひとつまみって何グラムか知ってますか?
よく料理番組や料理教室なんかでも適量って説明します。
料理の70%は塩とこしょうで決まるって知ってますか?
この分量のさじ加減ができたら料理はほとんど成功すると言っても過言ではないんです。
一般的には家庭料理になるほど強くなるといわれています。
なぜ適量なのかを説明すると、人間の体調でかなり変わるのが味覚なんです。
同じ量を入れても味覚は毎日違うように感じてしまう。
これ、あたりまえなんです。
人間のカラダは体調があり、季節もある。
寒かったり、暑かったりするだけで味覚は変わりますよね。
一般的には寒くなると塩分濃度は濃くなり
暑くなると味付の濃度が上がる。
これ、人間としてあたりまえのことなんです。
つまり、カラダが求めてくる食欲の本質なんです。
基本のコツはカラダが求める濃度の8割程度におさえる。
これかなり難しいことですが、料理教室なんかでも絶対に教えない秘訣
ではプロの料理人は自分の体調が変化するなかで
どのようにして適量を測っているんでしょうか?
これは隠し技のひとつですが、米粉と塩を混ぜて
分量の濃さを薄くしているシェフが多くいます。
つまり10Gの塩の濃度を50Gに変えて、間のメモリを多く作る。
それだけ微妙な濃度の調整が可能になるわけです。
さて最後に適量の謎についてです。
①親指と人差指でつまむ
②親指と中指でつまむ
③親指と薬指でつまむ
これで適量のさじ加減を覚えています。
もちろん人によって、つまむ量が違いますよね。
だから適量なんです。
皆様も微粒計をもっていたら
つまんで測ってみてください。
多分、家庭料理の1/2以下の塩分濃度ぐらいで
プロのシェフと呼ばれるような方は決めています。
今日は料理の雑学でした。
(なかなか真面目なブログのときもある)




