先日、地域の図書館のイベントに参加してきました。

 

どのようなイベントかというと、決められたテーマに沿った内容の本でオススメのものを持ち寄り、お互いに紹介し合うというものです。

 

私は普段、ミステリー小説ばかりを読んでいて趣味が偏っているので、本好きが集うイベントで様々なジャンルの本に興味を持つきっかけができればいいなと思って参加しました。

あとは、読書は私の趣味なので、読書について誰かと語り合いたいと思ったのも参加理由の1つです。

 

図書館の司書の方が司会を務め、参加者が一人ずつテーマに沿ったおすすめの本や思い入れのある本を紹介していくという流れで進行していきました。

この二人の司書さんが気さくで話しやすい方々だったので、場の雰囲気も和やかなものになり、一人が本の紹介をすると同じくその本を読んだ人が感想を言ったり、同じ作者やジャンルの本のおすすめなどを言い合ったりして全員で盛り上がっていました。

 

本好きの方が本について語るのを間近で見るのはとても楽しかったです。

なぜその本を選んだのか、その本のどこが気に入っているのか、普段読むのはどのような本か、どんな読書遍歴でその本に辿り着いたのか、自分がどのような気分の時にその本を読みたくなるのかを皆さん熱く語っていました。

 

あとは、自然と読書の良さとはどんなものかをお互いに語っていたのが印象的でしたね。

印象に残ったのはお気に入りの小説の登場人物の話で「映画だと実物がそこにいるから空想できないけれど、小説なら自分の中でイメージを広げてどこまでも理想のキャラに自分で仕上げることができるから楽しいよね」という話でした。

(ちなみにそのキャラクターとは司馬遼太郎の本に出てくる男性の登場人物でした)

 

それを聞きながら「あー、わかるわかる〜」と全員で納得し合ったのが面白かったです。

自分の場合、理想の男性キャラって誰かなーと考えたりして。

 

年齢や性別、環境もそれぞれ違いますが「読書って楽しいよね」と言う思いは全員一緒で、皆さんの考えに共感できた素敵な時間でした。

あとは、司書さんとお話をすることで、普段行っている図書館がより身近に感じられたことが良かったですね。

今度展示コーナで企画しているテーマ本の準備について話をしてくれたり、参加者のおすすめ本について興味を持って質問してくれたり、司書さん自身たくさん本を読んでいて本が大好きなんだなと言う気持ちが伝わってきました。

 

色々な本を知ることができて刺激を受けた1日でした。

 

さて、ここからは兄弟が読んだ本について紹介します。

 

まずは次男。

 

次男は数週間前に部活で足を骨折していましました。

今は松葉杖生活で、部活もお休み中です。

動き回るのが大好きな次男なのに今は思うように動くことができないのでつまらなそうにしています。

もうすぐ期末テストがあるので、そのための勉強をして気を紛らわしているようです。

 

そんな次男が最近読んだ本はこちら。

 

・タイム・リープ

・君と夏が、鉄塔の上

 

『君と夏が、鉄塔の上』は「俺の理解力が足りないからか、よく分からなかったんだよなー。もう一度読まないとダメかも」と言っていました。

 

『タイム・リープ』は去年あたりに新装版が出ましたね。

我が家にある本は上のイラストのものでハードカバー版です。

主人公がタイムリープを繰り返す原因を探っていくミステリー仕立ての1冊です。

 

次に長男。

 

 

・クリムゾンの迷宮

・スキマワラシ

・アヒルと鴨のコインロッカー

・先祖探偵

・さよなら日和

 

この中で気に入った本は断然『スキマワラシ』だそうです。

「情景描写が巧みで読んでいてイメージしやすく、美しいお話で物語についつい引き込まれてしまった本」だそうです。

(↑長男の感想をまんま文章に書きました)

ちなみにスキマワラシは妖精らしいです。

 

『さよなら日和』に関しては「終わっていくものの美しさってあるよね」と言いながら読んでいました。

何を言っているのか私はこの本を読んだことがないためよく分からなかったので

「あー、廃墟が美しいって感じるみたいな感じ?」と聞いたら、

「うん、全然違う」と言われました。

 

今日はこんな感じです。