絵本の紹介コーナー
 
スター星スター星スター星スター星スター星
 
 
『あまがえるのかくれんぼ』

作 たてのひろし 
絵 かわしまはるこ

 
世界文化社
 
 
星スター星スター星スター星スター星スター
 
 
あまがえるのラッタ・チモ・アルノーの3匹が
いつものようにかくれんぼをして遊んでいると、
ラッタの体の色が変わってしまいました。
 
どうしてしまったんでしょう?



緑色だと思っていたアマガエル。
 
実は大きくなるにつれて周りの色に合わせて
体の色を変えられるようになります。

この絵本の絵を描いた、
かわしまはるこさんは
アマガエルが大好きで何年も飼育しており、
沢山観察しているので可愛くありながらも
生き生きと本物のようにアマガエルが描かれています。

しかし、
アマガエルの生息する田んぼや池などの水辺は、
私たちの暮らしの変化とともに少なくなりました。
 
アマガエルの世界のできごとを
 
絵本の紹介コーナー
 
スター星スター星スター星スター星スター星
 
 
『落ち葉』

平山和子 文と絵
平山英三 構成と写真

福音館書店
 
 
星スター星スター星スター星スター星スター
 

ある日、
著者が美しい落ち葉に出会い、
それ以降落ち葉に心惹かれるようになり
描いた落ち葉たち。

今までは落ち葉を
掃除が大変なゴミだと思っていましたが、
この絵本を見ると様々な落ち葉があり、
紅葉の仕方もそれぞれあることが分かり
落ち葉に興味がわきます。

また、落ち葉は植物の栄養となる
非常に大事な存在でもあります。
 
掃除のときに
その形状や紅葉具合を観察したり、
植物の栄養のために
 
 
絵本の紹介コーナー
 
スター星スター星スター星スター星スター星
 
 
もったいないばあさんの
いただきます

 

真珠まりこ

 

講談社

 
 
星スター星スター星スター星スター星スター
 
 

女の子が、あれもきらい!これもきらい!と

好き嫌いをしていると、

「食べ物を残すなんてもったいない!」と

もったいないばあさんがやってきました。

 

「いただきます」は

命をいただくということ。

 

自然の恵みや大切に育てられた命を

ありがとうと残さずたべましょう!

 

好き嫌いせずに食べることで体も丈夫になるし、

食べ残りを捨てることも減るので

ゴミも少なくなって一石二鳥!

 

 

 

 
絵本の紹介コーナー①
 
スター星スター星スター星スター星スター星
 
 
『いっしょにきしゃにのせてって』

 

ジョン・バーニンガム さく

長田弘 やく

 

瑞雲舎

 
星スター星スター星スター星スター星スター
 

 

男の子が寝る前に汽車のおもちゃで遊んでいると、

お母さんに「早く寝なさい!」と言われました。

 

寝ると、

おもちゃの汽車が動き出しました。

 

そうしたら、

「君の汽車にぼくも乗せてってよ」と

次々と動物達が乗ってきます。

 

動物達の話を聞いてみると、

人間による自然破壊で命の危険を感じていたのでした。

 

自然の大切さや共存のあり方を考えるきっかけになる絵本です。

 

 

 

 
絵本の紹介コーナー
 
スター星スター星スター星スター星スター星
 

『バーバパパのはこぶね』

 

アネット=チゾン/タラス=テイラー 作

やましたはるお 訳

 
星スター星スター星スター星スター星スター
 
 
バーバパパ一家が遠足で川を下っていると
病気の動物たちに出会いました。

 

その動物たちを手当していると

他にも困った動物が…

 

動物を困らせる人間をやっつけて

ロケットのはこぶねをつくり、

きれいな星に飛んでいきます。

 

薄汚れた地球で暮らす人間達は改心し

水を濾過したり植樹をしたりして

綺麗な地球に戻していきます。

 

そこにバーバパパ達も

帰ってくるというところで

絵本は終わっていますが、


私たちはきれいな地球を守るために

努力を続けないといけません。

 

 

 

 
絵本の紹介コーナー①
 
スター星スター星スター星スター星スター星
 
 

『プラスチックのうみ』

 

ミシェル・ロード 作

ジュリア・ブラッドマン 絵

川上拓土 訳

磯辺篤彦 監修

 

 
星スター星スター星スター星スター星スター
 
 

一見キレイな表紙のこの絵本。

 

よーく見ると、

魚よりも沢山のプラスチックゴミが

海に漂っています。

 

私たち人間が捨てたゴミが

海を汚しています。

 

そのプラスチックゴミを食べて

死んでしまう海の生き物もいます。

 

海の生き物を守るため、

キレイな海を守るため、

私たちにできることは何だろう?

 

この絵本はアメリカで

刊行された絵本ですが、

巻末には日本の実情も盛り込んだ

解説が載っています。

 

ほんの少しの心がけで

海の生き物の命が助かるかもしれない。

 

 

 

 

 

この絵本の翻訳者は小学校5年生です!!
 
絵本の紹介コーナー
 
スター星スター星スター星スター星スター星
 
 
『ゆきゆきだいすき』

 

え うえむらあいこ

さく やおりょうたろう

 
星スター星スター星スター星スター星スター
 
 

あいこちゃんは雪が大好き。

 

クリスマスに

雪が降るのを楽しみにしてるけど、

今年はお外が暖かくてまだ雪が降らない。

 

なにかできることはないかな?

 

モーグル元日本代表、

上村愛子さんがイラストを描いた絵本。

 

地球温暖化で困ってるのは

ホッキョクグマやペンギンだけじゃないよ。

 

「すばらしい雪のある風景をいつまでも残していきたい」

という想いから

この絵本がうまれました。

 

 

 

 
絵本の紹介コーナー
 
スター星スター星スター星スター星スター星
 
 

『あるひくじらがやってきた』

 

ニック・ブランド 作

なかがわちひろ 訳

 
星スター星スター星スター星スター星スター
 
 


あるひくじらが海からあがって

街まで歩いてやってきました。

 

人間のようにプールで泳いだり、

自転車に乗ったりしますが、

どんどん困ったことになりました。

 

くじらを街から追い出そうとしますが

くじらも海に帰れない理由があって…

 

くじらが人間のように生活する姿は

ちょっとシュールで

可愛らしい感じもしますが、

 

くじらが海に帰れない理由を聞くと

私達の生活や行動を考えさせられます。

 

アボリジニの子どもたちを

支援する活動を行っている作者が描く

環境問題を考える絵本です。

 

 

 

 

 

 
絵本の紹介コーナー③
 
スター星スター星スター星スター星スター星
 
 
『365まいにちペンギン』

ぶん / ジャン=リュック・フロマンタル
え / ジョエル=ジョリヴェ
やく / 石津ちひろ
 
 
星スター星スター星スター星スター星スター
 
 

1月1日の朝9時
 
宅急便で届いたのは…なんとペンギン!
 
それから毎日1羽ずつペンギンが届いて…
どんどん増えていくペンギンを
どうにかしようと計算しながら奮闘する家族。
 
そして大晦日に現れたのは…

あなたの家に
毎日1羽ずつペンギンが届いたら
どうしますか?
 
いやいや、そんなことあるわけないよ!
と思うかもしれないけれど、
 
そうしないといけないぐらい
南極に住むペンギンのテリトリーが
狭くなっています。
 
フランス発の
ユーモアたっぷりな絵本を楽しみながら、
環境問題を考えるのもいいかもしれません。
 

 

 

 
絵本の紹介コーナー②
 
スター星スター星スター星スター星スター星
 
 
『ホッキョクグマくん、だいじょうぶ?
北極の氷はなぜとける』

ロバート・E・ウェルズ さく
せなあいこ やく
 
 
星スター星スター星スター星スター星スター
 
 


北極の氷がとけてホッキョクグマが困ってる?
どうして北極は
むかしよりあたたかくなってきたのかを
とてもわかりやすく説明している絵本です。

特に、温暖化を引き起こす車の台数を
月までの距離であらわしてあるのには
びっくり!

地球温暖化の原因を説明するだけでなく、
こうやったらどうだろう?の
解決策も書いてあるので

今日からできることを