アメリカは右側通行だ。ちょっと不安に思う人も多いと思うが、意外とすぐに慣れるという声が多い。特に注意したいのは、駐車場などから対面交通の道路へ出る際に、周囲に車がいない状況下だ。無意識に左斜線に入ってしまいがちだ。ハンドルの位置も左だが、走行レーンが右側通行だから、それほど違和感も感じない。左ハンドルも、少しの運転時間で意外とスムースに慣れていくだろう。

アメリカの交通法規には、州政府によって決定され、州ごとに違う法規が多く、同じ番号のインターステートを走っていても、州が変わると制限速度が変わってしまう。 州境が近づくと必ず標識が出てくるし、ハイウエイパトロールも待機して、速度違反者に目を光らせているので、制限速度の変化に気をつけたい。 スピード違反をすれば、相応の罰金が科せられる。罰金は超過速度によって50~100ドル程度。駐車違反の罰金は(地域により異なる)40ドル以上で、21日を過ぎると80ドルを超える請求に跳ね上がってしまう。 確実なのは、罰金郵送先の住所になっている罰金処理専門オフィスへ出向いて支払うこと。次に、郵便局や銀行出向いて、罰金の額のマネーオーダーを作ってもらい、違反チケットに付いていた封筒に入れて、切手を貼って郵送する。英語力が必要だが電話でカード支払いが可能という地域もある。日本へ帰国してから、外国為替で支払うこともできる。

日本にはないルールとして、信号のない交差点での優先順位がある。交差点ではもちろん、一旦停止するが、その前に交差点に一番先に入った車から出発する。どちらが先か微妙な場合は、自分より右側にいる車が優先となる。さらに、ドライバーはそれぞれ、「そちらが先だから、お先にどうぞ」というジェスチャーやアイコンタクトで確認しながら、安全に出発する。ちょっと現地の事情を知る人には、「赤信号でも右折は進めでしょ?」と誤解されていることもあるが、基本的には赤信号は止まれである。信号で一度停止して、左方向からの直進車が完全に途切れた時に、歩行者と車が来ないことを確認した上で右折をしても良いというだけである。もちろん「NO TURN ON RED」(赤信号時右折禁止)の標識があれば、右折はできない。危険なので、絶対、見落とせないサインだ。

アメリカで車を止める場合、郊外では、ほとんどの場所に無料の駐車場があるので困らないのだが、問題は都市部のダウンタウン。ダウンタウンの場合は、公共の有料駐車場、路上のパーキングメータ、目的先のバレーパーキング(車寄せでの駐車委託)が主な駐車場となる。ちょっとの間だからと違反駐車をすれば、あっという間に駐禁のチケットが張られ、罰金の請求がされる。アメリカでの駐車禁止の取締りは大変厳しい。日本でも導入されはじめたが、駐車違反の取締りを専門的に民間委託しているため、常に監視体制ができている。駐車違反への罰金支払いも、スピード違反の罰金支払い方法と同様。最もしてはいけないことは、そのまま無視すること。レンタカー会社の契約者情報から日本まで請求は追ってくるし、さらに期限を過ぎれば滞納金が追加されてしまう。最悪は、再度の渡米の入国審査に係わる事態に至ることも考えられる。
「年会費無料カードにも海外旅行保険「疾病・傷害治療」が自動付帯で保険金額200万というものはかなりの数あるので、わざわざ保険のために高い年会費払ってゴールドカードを持つ必要はないんじゃないか。ゴールドカードのくせに疾病・傷害が200万止まりのやつとか結構あるよ?」とも思っちゃいますけど、子供連れの家族にとっては意味はある。ゴールドカードの場合は家族特約付きのものが多いから。カードを持てない年齢の子供はこれでカバーします。カードを持てる年齢の家族には、年会費無料の平カードから家族カードを発行してしまうのがいい。家族特約だと半額しか出なかったりするけど、家族カードは本会員と同じ額出る。

また、ゴールドカードは海外旅行傷害保険に限らず国内旅行傷害保険まで自動付帯だったり、その他にもいろんな種類の保険やサービスがついてたりするので、それらと年会費、還元率等を考慮に入れて総合的に評価すべき。フルに利用すれば年会費なんて元が取れてさらにお釣りがくるという感じのものも多い。

クレジットカードに付帯される保険ではほとんどカバーされない分野がいくつかある。

* 疾病死亡
* 航空機預託手荷物遅延
* 航空機遅延

同じ死亡するのでも、事故などで死ぬのと、病気で死ぬのとでは扱いが違うんですよ。年会費の安いクレジットカードで疾病死亡が自動付帯するものは多分見つからないと思う。疾病死亡もカバーしたいならAIUなどの普通の旅行保険に入った方がいい。

自動付帯のクレカを複数枚持っているなら、損保ジャパンの「新・海外旅行保険【off!(オフ)】」というのを使うと、カードで足りない部分だけを補う保険がオーダーメイドできるのでオススメ。
クレジットカードの中には海外旅行保険が付帯するものがあるので、AIUとか普通の旅行保険に入らずに、クレカの付帯保険だけでまかなうのもひとつの手だよ、というのが今回の主題です。「いや、それだけじゃ不十分だよ。やっぱ普通の旅行保険にも加入しとくべきだよ」という意見もありましょうが、そこらへんは各々判断してくらさい。

ほいで、クレカに付帯する海外旅行保険で最も大事なことが2つある。これだけ覚えて今日は帰ってください。

1. とにかく傷害・疾病の保険金額が一番大事
2. 自動付帯じゃないと意味がない

クレジットカードの付帯保険を比較してるサイトの中には「死亡・後遺障害」の最高額をクローズアップしてるところも多いんですけども、「うおー!1億かよ!」とか、ここだけ見ても全然意味ない。死んじゃったらそこで試合終了ですし。普通に生命保険入っとけばいいんじゃないですかね。まずは旅先で病気になったり怪我したときの治療費をなんとかしなきゃいけない。海外、異常に高いですからね。ニューヨークで盲腸手術とかになったら、一泊入院で退院しても300万(!!)くらい取られる。払えませんよ、保険ナシでは。

これをカバーするのは「死亡・後遺障害」じゃなくて、「疾病治療」とか「傷害治療」の方。ここの数字に注目しなきゃいけません。

「死亡・後遺障害」はついてるけど「疾病治療・傷害治療」の保険がついてないっていうクレカも結構あるのでちゃんと調べておかなきゃいけない。調べました? ついてました? ついてないなら、ついてるカードを作った方がいい。それもなるべく高額のものを複数。

傷害によって死亡したり後遺障害が起きた場合は、複数持っているカードのうち最も金額の高いものを限度として支払われるので、死亡・後遺障害で1億のカードを3枚4枚持っていても意味ない。1億以上は出ない。じゃあ一枚だけ持ってればいいじゃん、って思うかもしれないけど、それは違います。

「死亡・後遺障害」以外の場合*1は複数のカードを持ってると実際かかった費用を上限にどんどん加算されていくので、複数持つ意味が出てくる。たとえば傷害・疾病治療費の保険金額200万円というクレジットカードを5枚持ってる人は1000万円まで補償されることになるので、たとえ長期入院で治療費が900万円かかったとしても全然へっちゃらなわけです。

で、こうやって複数のカードの「疾病・傷害治療」を加算していくためには、付帯条件が「自動」じゃないと都合が悪い。「自動付帯」じゃなく「利用付帯」という条件のカード(楽天カードなど)もあって、この場合は旅行のために自宅を出発してから日本を出国するまでの公共交通機関(電車とかバスとか)を当該カードで決済するか、あるいはツアー代金を当該カードで事前に決済しておかなきゃならない。それぞれ別のカードを使ったとしても、2枚しか加算できないわけです。それに対して「自動付帯」の方は、カードの名義人が海外旅行に行きさえすれば無条件で保険が付帯されるので、とにかくカードを所有さえしていればOKっていう。これなら何枚でも加算できる。

大体利用付帯っつっても、都内の人とか空港までの交通をカード決済するのがそもそも難しいでしょ。カード決済できる交通機関て新幹線くらいしか思い付かんもん。Suica付きのクレカでSuica決済してもダメですからね。それはクレカで決済したんじゃなくてチャージしたSuicaで決済してるわけだから。自家用車で空港まで行く人もアウト。ツアー代金もカード決済をしてくれない旅行会社がいくらでもあるし、そもそも航空券とホテルを自力手配する人にとってはツアー代金というもの自体が存在しない。利用付帯の条件を満たすのは結構厳しいんです。

ここまでいいですか? おさらい。死亡・後遺障害の保険金額がめちゃめちゃ高いプラチナカードを一枚だけ持つよりも、自動付帯で疾病・傷害治療費の保険金額がそこそこ高い年会費無料カードを複数持つ方が断然イイわけです。あとは細々したことを書いときます。