皆さんこんにちは、Maryです

こちらは、浄心庵ホームページに掲載されていた「長尾先生のお別れ会」の記録です。
必要な方へ届きますよう願い、転載させて頂きます。
長尾先生と有志の皆さまに感謝いたします。
はじめに
2007年11月18日 長尾弘先生お別れ会が執り行われました。
準備段階から関わり、会の終了に至るまで労力を惜しまず協力して下さいました皆様、そしてなにより全国からご参加下さいました皆様に、心より感謝いたします。
おかげさまで、先生がいつもおっしゃっていた、講演会場をいっぱいにしたいという夢がかないました。 先生もきっと、お喜び下さっていると思います。
ここに、お別れ会のレポートを残しておきたいと思います。
先生の思い、願い、愛や光がつまった言葉の数々。
先生は、本当にたくさんのものを私たちに残して下さいました。
お別れ会で皆様にお聞きいただいた先生のお言葉やお手紙等を、ここに記します。
ひとりでも多くの方に、先生の心が届くことを心より祈念しております。
心の友の皆様
(最後の講演会の前に、先生が皆様に宛てて書いて下さったお手紙。
会場でお配りさせて頂いたお手紙の署名は、先生が最後の講演会前日に書いて下さった最後の文字です)
朝から降り続く雨の音を聞きながら日曜日の講演会に心をはせております。
長く話すことは許されませんが、僅かな時間でも皆様とお会い出来ることに感謝と幸せを感じさせて頂いております。
体調をくずしてしまい今さらの様に
『元気に働かせて頂いた事』
『思うままにいくらでも話せた事』
の有り難さをひしひしと感じ、一回の呼吸、一回の動作をさせて頂くごとに、神様のお力を感じさせて頂き感謝があふれ出て喜びの中に日々を送らせて頂いております。
今回、生と死の間をさまよいながら神様との有り難い対話をさせて頂き尊い学びを頂きました。そして又神様に一歩近づかせて頂きました。
心は魂の歓びに打ち震え、歓びは全身にみなぎっております。この喜びは何物にも例えることは出来ません。この例えようもない大きな大きな喜びを皆様にお伝えさせて頂くのが私の神様から頂いた使命だと悟らせて頂きました。
もし許される事なら、必ずこの救われる道を皆様にお伝えさせて頂きたいと思います。浄心庵での癒しは、お休みさせて頂いておりますが、浄心庵に居て皆様の健康と幸せを日々お祈りする心は今までと何ら変わることはございません。
今、体を休めさせて頂いて居る分、今まで以上に心を自由に動かせるようになりました。
体の方は暫くお休みさせて頂きますが心は二十四時間年中無休でございます。
何時でも何処でも遠慮なく私を呼んでください。
すぐに皆様の元に飛んで行って救わせて頂きます。
私は今、神様と皆様の愛を頂いて休養させて頂いております。お陰様で、ゆっくりと家族と語らう時間も頂きました。心も体も十分に充電させて頂いて、より一層大きく羽ばたく準備をさせて頂こうと思っております。
そして体が回復した時には
『神様のお心を皆様にお伝えするパイプ』
を今以上に広げて頂けることになっております。そうなれば、
『更に沢山の方が救われて下さる事、間違い無し』
でございます。
私がお休みを頂いて居る間、皆様にお願いしたい事があります。毎日一粒幸せの種を蒔いておいて欲しいのです。
方法は簡単です。
『一日一善』
一日に一回だけ良い行いをして下さい。
勿論二回三回多いほど結構ですが、無理をしては続けることが出来ません。
少しずつでも止めないことが大切です。
人様からして頂いたら嬉しいと思うことを人様にさせて頂いて下さい。
たいそうに考えないで身近な事から始めて下さい。
道路のゴミを拾って頂いても結構ですし、 体を動かせなくても笑顔で感謝を伝えるだけでも良いのです。 心からの笑顔は人の心を暖かくします。そしてその暖かさは笑顔となって人から人へと伝わって広がって行きます。そこに幸せがやって来ないはずが有りません。 そんな笑顔の発信地になって下さい。少しずつでも止めなければ徳はどんどん貯まり大きな喜びとなって必ず皆様の元に返って来ます。 皆様に蒔いて頂いた幸せの種が芽を出して大きな木へと育ち法の実がたわわに実ってくれることを楽しみにしています。
そして大きく育った法の木のもとで皆様と共に神様の御心を学ばせて頂き、行わせて頂き、幸せへの道を歩ませて頂きたいと思います。
一日も早くその日が来るように私は精一杯頑張ります。
皆様もその日までは自習の時間でございます。
沢山の徳を頂かれて魂のワット数を上げておいて下さい。
そして皆様の光で明るく照らされた講演会場でお話をさせて頂ける日を楽しみにしております。
その日まで健康で有って下さい。
幸せで有って下さい
と祈り続けております。
長尾弘
命と向き合って
(先生が亡くなられるまでのご様子)
平成15年冬、長引く風邪の末病魔が長尾先生のお体に影を落としました。それからの先生は、人生の歩みを速められました。
16年早春、肺がんとの診断を受けられた帰り道、病院の敷地内に咲く梅の花を見つけられて
「春雪と色をきそえり梅の花」
と幼少のころ詠まれたお歌を口にされ、以後医療とのご縁を切られました。
お体を神様に委ねられた先生は「お釣りの人生や」と、事あるごとに今この世に命のあることを喜ばれました。一人でも多くの方を救わせていただきたい、この思いが日々ますます強くなっていき、ますますお体を休められる時間が減りました。お誕生会、書展では、先生の強い思いが体中から噴き出しているのを同席された皆様には肌で感じていただけたと思います。咳に苦しみ、肩で息をされながらも、願われるのは皆様の幸せのことばかりでございました。
平成19年度9月の大阪講演会を、不本意にも一部のみで終えられた先生は、以後医師の進めもあってお仕事を休まれ静養に入られました。話すことさえ辛いであろうお体になられても体力の続く限り浄心庵を訪れるかたがたに会って笑顔をくださいました。そして、話せなくなるといけないからと、10月のお話会に向けて皆様への思いを文字に託されました。
10月20日、講演会の前日にお手紙の原稿をいただきに浄心庵に参りました。庵には大勢のお客様がいらっしゃいましたが、先生は母屋のベッドの上に一人座っておられました。静かな朝でした。変わることのない笑顔から、さざなみひとつたつことのない鏡のような湖面を思わせる先生のお心が伝わってきました。部屋の中には清らかな空気が流れ一呼吸ごとに心が洗われて行きました。
自ら筆を取って、皆様に宛てたお手紙の表に長尾弘の文字を書いてくださいました。一画々々、確かめるようにゆっくりゆっくり筆を進めていかれました。久しぶりに見る筆をもたれた先生のお姿にお習字でお世話になった日々が一気に蘇って来ました。書きあがったお名前の上には先生の溢れる思いを伝えるように、墨が黒々と盛り上がって光っておりました。
10月21日、先生は全ての力を振り絞って皆様の幸福を願い講演会の壇上に立たれ心の友の皆様に宛てたお手紙と、喜びと感謝のお言葉を下さいました。正に命をかけてのご講演でした。
会場には先生の祈りの心が満ちて降りました。
祈り
私の体は 神のもの 私の体は人々のもの
私の心は 神のもの 私の心は人々のもの
私の時間は 神のもの 私の時間は人々のもの
翌日、ご自身のホームページで、壇上に立って笑っている姿をご覧になり「普段と変わりなく見える」と、たいそう喜ばれたそうです。
それからのちの日々は、ご家族や浄心庵の方々と穏やかに過ごされました。
10月25日、お習字のお稽古日でした。午後8時30分頃、先日のホームページに載せたお写真をフレームに入れてお届けさせていただきますと、「普段と変われへんな、普段と一緒やな」と、笑顔を見せて喜んでくださいました。
暫く眠れない夜を過ごされていた先生でしたが、この日は、お世話くださっている皆様と和やかに話しをされ、楽しいひと時を過ごされた後、静かに眠りにつかれました。
日付の変わる少し前、10月25日午後11時50分、眠りにつかれたまま安らかに光の世界へ旅立たれました。講演会から4日後のことでした。
翌朝になり、昼を過ぎてもお体は温かく、朝、微笑を浮かべておられたお顔が昼ごろには満面の笑みをたたえておられました。
生前、よくお話されていたとおり、髪の毛は黒く変わっていき、お体はいつまでも柔らかで、お顔には金粉が浮かび、口元できらきら光っていました。
時とともに皺も消え、すっきり整われたお顔は、若いころの先生のお顔でした。
葬儀の際の御遺影は、お亡くなりになる4日前に行われた講演会で写されたホームページに掲載されているお顔でございます。
ご遺族の方々は、先生が一番喜ばれた写真、家の外で写した最後の写真ということで、数多く残された晴れやかな笑顔の写真よりも先生の思い入れの最も深い、魂の笑顔を選ばれました。
10月28日、晴れ渡る秋の日に大勢の方々に見送られ、長尾先生は76年にわたる魂の修行を終えられて、天上界へ帰られました。
夕方ご自宅に戻られた先生のお位牌からは、金が浮き出て祭壇の周囲に落ちていたそうです。
「泉州の堺にい出し天使かな 法を広めて突如消えゆく」
長尾弘先生。長い間、たくさんの愛をありがとうございました。
光り輝く世界で、どうかごゆっくりお休みください。
感謝 合掌
最後の言葉
(先生から皆様への最後の言葉。話されたままの言葉を書き留めたものです。)
泣いたらあかん。泣いたらあかんやで、そう。
嬉しかった。嬉しい人生やった。
もの言える間にな、ご挨拶しておきたかった。言えなくなったらご挨拶できへんもんな。
私は、もう神さんにゆだねてあるから。まぁ、神さまにゆだねてな。
もし、命つないでもろたら、死ぬまでもう、一切無料奉仕でそんなんさせてもらうの、夢やったの。
そうなったら有難いけどな。
人生な、人それぞれに、いろんな人生あるけども…………万華鏡。
幸せもんやったなぁ……。私の人生は、ほんとうに、もったいないけどキラキラの人生。
今日まで、大勢の人、救われてくれたもんな。
自分の魂がな……ごっつい……喜びと感謝とでいっぱい。
おかげさまで、痛いことも、苦しいこともないしな。……不思議。
正法に生きさせてもらったな。
千の風。お墓の前で泣かないで下さい。私はそんなところにいません。世界中を飛び回ります。
今よりも忙しいな(笑)
すべてを神様にゆだねて、執着はなしてな、もう今の間にお礼申すの。
最後に、こうしてお礼いえたらな。ちょっと早いけど用意いいの。
いつも、いうように、もしものことあったら、お会いできなかったみなさんによろしく伝えて下さい。
喜んでたよーって。
精一杯頑張りますよ。
ありがとう。良くしてくれて、ありがとう。ありがとう。
皆さんに、感謝してます。ありがとう。
引用元 http://jyoushin.com/(閉鎖されています)

~神癒で笑顔咲く毎日を~



東別院会館にて「心と体の癒しの会」を開催させて頂きます。
長尾ヒーリングと心が元気になるお話しで、元気ハツラツになりましょう♬
たくさんのご来場を心よりお待ちしております(*^^*)
