大昔に、marumusiさんが深く検討されていましたが。。
セロー用の520コンバージョンキットでフロントは簡単だけど、リアスプロケットの取付け穴位置が特殊なために特注になったというお話でした。
また、2次減速比を純正並みにしようとすると、セロー用コンバージョンキットの歯数では、リアスプロケットがデカ過ぎてイマイチなようなお話でした。
「とりあえず520」なら案外カンタンですが、細かなところで難しいですな。。
そこで、『裏ワザ』を使っておられました。
以下に、mixiでのmarumusiさんのコメントをご紹介しましょう。
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520化の追加情報。…って、こんなマニアックなことする人っていないけどw
ドライブスプロケットは、Racingが13T、Competizoneが14T入ってますが、520化すると、Racingは10Tか11T、Competizoneは11Tになります。
FANTICにあうドライブスプロケットはSERROW用。サンスターから520用の12Tが販売されてますが、それを使うとリアが50T以上になってしまいます。(コメント15を見てね♪)
あとはAFAMで自分の思うサイズのドライブスプロケットを作ってもらうと言う方法がありますが、税込で\18,900(納期2ヶ月)と超高額。
そこで、RTL用のドライブスプロケットを代用。これなら\1,200ぐらいで手に入ります。
RTL用は9T、10T、11Tと3種類あり、今回は10Tを使用しました。
RTL用を使用する注意点として、
1)スプラインが浅いので、隙間ができる。
2)多少、ガタつく。
3)スプライン勘合部の幅が狭いので、スペーサーが必要
4)サークリップ固定になる
です。
で、2次減速比をノーマルとあわせるなら、
Competizone…11T/47T
Racing…11T/51T、または10T/46T
※Racingで11Tの場合はドリブンスプロケットが50Tを越します。
となります。
リアスプロケットは、TOM'Sさんに依頼すれば48Tぐらいなら\8,500前後、50Tを超すと\10,000前後で作成が可能です。
尚、RTLのドライブスプロケットによる520化は、過去にTY-Sを520化して使用した実績があり、問題は無かったと聞いています。
しかし、スプラインが完全一致しないなど、問題点もあるので"必ず自己責任(←ココ重要!)"でお願いします m(_ _)m
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なるほど! RTL用を使うと、無駄にデカくならずに済みますね。
さて、ここで更なる「裏ワザ」というか、流用ワザをご紹介します。
リアホイールをDT125Rに交換しちゃうワザです(笑)
DT125Rと言っても、大昔のはダメです。
パーツNo.を調べてみましたが、ハブが 3XP-25311-00-35 になっている 1991年以降の 3FW6〜です。1988年のは違うようです。また、LANZAも同じハブなので使えますが、リム幅が広いんですよね。それでも良いなら使えます。
あと、TT250R-RAID(4GY)なんかも見た目は同じハブですが、ベアリングが違うものになっていて、パーツNo.も 4GY-25311-00-35 とソックリなのに違うものです。リム幅も広いし。でも、それでOKなら、スペーサーをベアリングの内輪径に合わせて作れば使える筈です。
これらならLANZAの520コンバージョンキット用リアスプロケットで 42, 44, 46T などが選べます。
ブレーキディスクも ZIGRAMからLANZA用としてW51-20333が出ていますから、カッコ良く仕上げられます。
但し、ハブ幅がほぼ同じということで流用可能なだけです。チェーンラインを合わせるためにスペーサーを製作する必要があります。
また、「リアホイールだけYAMAHAっぽいなぁ〜」となるかも知れません。
厳密に言うと、ZIGRAMローターが分厚いので、ブレーキキャリパーのスライド量だけで対応すると余裕が少ないみたいですが。。。
それでも520化したいんだー!という場合は、ご参考ください。
フロントもYAMAHAにすれば違和感ないですよね(笑)