ストライダー Scuderia Rana Spl. その5 | らな

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今度こそ万全!と思っていましたが。。。

ステムを取付けてみると、

上側のほうが深く締め込まれるのに、微妙~に緩い感じがします。
ガーンなんで??


仮説として、「フォークステムの切欠き」の影響と考えました。

フォークステムの切欠きは、コラムシムや私の自作シムと違って、

切欠きが貫通していません。

ハンドルポストを挟み込む上部だけに切欠きがあり、下のほうはパイプのままです。

だから、下へ行くほど 締め付けても 細らない。

ステムの下クランプが締め込む部分は、フォークコラム自身がパイプとして受けていて、ほとんど細らない=締め込みが浅くても しっかり挟み込んでいる。

それに対して上クランプは、まさに私が継ぎ足した自作シムを挟み込んでいます。
切欠きが上下に貫通していますから、芯棒となっているハンドルポストの太さで行止まりになるまで締め込まれていきます。

そこそこ しっかりと固定できていますが、ボルトの締め込み量がイメージよりも深いのが気になります。

フォークコラム内径とハンドルポスト外径には、抜き差しできるように僅かな隙間が設定されているハズなので、それが「逃げ」になっているのでしょう。
これを少し埋めれば下側と同様の締付けが得られると考えました。

先ほどの0.3mmアルミ板 再登場!
内側に沿わせてセットします。にひひ
photo:02


アルミパイプの肉厚は1mmでしたから、1.3mmに増えたことになります。
photo:03


これで、「上シムが当たる部分だけハンドルポストを太らせて、締め込んでも細らないように対策した」と解釈するほうが分かりやすいかな。。


$らな-ipodfile.jpg
バウムクーヘンみたいにシムだらけでカッコ良くないですが。。。
これで、上下の締付け具合が揃ってバッチリOKです。

最後に、寸法が合うハンドルバーエンドプラグ(エンドキャップ)でフタをして完成!
photo:04


いちおう納得の加工が出来ました。

photo:05



ま、これは あまり深く考えずに 40mmの高さのステムを入手してしまったために、

いろいろと試行錯誤をしなくてはいけなくなっただけで。。。

最初からクランプ部分の幅が小さなステムを設定していたら簡単だったハズなのですが。。



自転車とはちょっと違う『ストライダーの仕組み』を理解する上で

とても参考になりました。


これでも不安やなぁ。。と思われる方も多いかもしれませんが、

いちおう、ご参考まで。

但し、参考にされる場合でも『自己責任で』ご自分のご判断でお願い致します。

あくまでもアプローチの一例として。


もしくは、ここは改善したほうが良いよ、という助言を頂ければ有難いです。

よろしくお願い致しますチョキ