大学ラグビーの決勝戦の前日に高校ラグビーの決勝戦です
1月7日(土) 14:05
報徳学園 10-41 東福岡
(兵庫) (福岡)
近鉄花園ラグビー場
早稲田大学への進学が決まっている報徳CTB森田選手を楽しみにしていましたが、準決勝で怪我をしたようで欠場残念でした。早く回復することを祈っています
アタックの報徳vsディンフェンスのヒガシの予想でしたが、意外に東福岡が先制。
前半36秒、報徳陣内で東⑥大川主将がキックチャージ→パスをつないで⑪上嶋選手のトライノーホイッスルトライでした
0-5
11分、ハーフウェーライン付近で報徳のラインアウトを東福岡がスチール→パスをつないで⑮石原選手が10mラインからインゴールまで走ってトライ
0-12
東福岡は報徳のラインアウトを3回連続でスチールしました。
22分、東陣内深くで報徳⑧石橋選手のキックチャージ→パスをつないで⑬炭竈選手のトライ
前半 報徳学園 7-12 東福岡
東福岡陣内を攻めても、ノックオンやパスミスでチャンスをつぶしていまっていた報徳。東福岡ディフェンスのプレッシャーも激しく、ラックでのターンオーバーも何回かありました。
それでも僅差で折り返し。まだまだどちらが勝かわからない試合でした。
後半2分、報徳⑩伊藤選手がペナルティーゴール成功
10-12
10分、報徳陣内10m・22mライン間で東福岡のラインアウト→BKへ展開→⑩高本選手がふわりと高くキックを蹴って東福岡の選手が4人ボールを追いかけ→ワンバウンドしたボールを東⑫西選手がキャッチしてトライ
10-19
15分、報徳⑧石橋選手が左膝を負傷しましたが、プレー続行。
17分、報徳陣内深く中央で東福岡のラック→⑨高木選手→⑤舛尾選手がパスダミーを入れて→⑬永井選手が粘って→⑪上嶋選手のトライ
10-26
23分、報徳陣内で東福岡がスクラムから攻め→ゴールライン5m前でラック→⑨高木選手→⑧藤井選手が報徳のダブルタックルの間をこじ開けるように突進してトライ
10-33
27分、東⑨高木選手がペナルティーゴール成功
10-36
28分、東福岡陣内深く右サイドで東福岡のラック→⑨高木選手→⑩高本選手→⑫西選手→あっという間に左サイドの⑪上嶋選手にボールが渡り、東福岡陣内22mラインから報徳陣内を走り切ってトライハットトリック
10-41
東福岡、6大会ぶり7度目の優勝
本当に強かったです
藤田監督のインタビューから、決勝から遠ざかっていた5年間とコロナ禍の3年間の苦しさが伝わってきました
正直こんなに点差がつくとは思っていませんでしたが、東福岡が報徳の長所をことごとく消していた印象でした。
そして、東福岡の前に出るディフェンスが観ていていとっても面白かったです
春の選抜、夏の7人制に続いて3冠を狙った報徳学園も素晴らしいチームでした。たぶん、数年後日本代表になっている選手が何人もいるでしょう
選抜の決勝戦で戦うはずで新型コロナウイルス感染の大会ルールによって開催されなかった決勝戦のカードが、花園のカードで実現するなんて、ドラマチック過ぎです
高校生のレベルがどんどん上がっていることに毎年驚いていて、今大会も高校生のフィジカルやスキルの高さに驚かされました。
第102回大会も素晴らしい試合で、たくさん感動をいただきました
J SPORTS中継の最後の大会ハイライト、泣いたり笑ったり忙しかったです
各高校の選手が来年以降、各大学で活躍されるのを楽しみにしています