第58回日本ラグビーフットボール選手権 兼
ジャパンラグビートップリーグ2021プレーオフトーナメント
準決勝 第1試合
5月15日(土) 14:00
トヨタ自動車ヴェルブリッツ - パナソニックワイルドナイツ
東大阪市花園ラグビー場
すごい試合でした
こんなにすごいレベルの試合が日本国内のリーグで行われるなんて感激です
開始1分でパナソニック⑪福岡選手のノーホイッスルトライ
試合後のインタビューで、「準備していたプレー」と言っていましたが、あんなにドンピシャで上手くいくと気持ちいいでしょう
両チームとも激しいボールの争奪戦
ディフェンスの固いパナソニックから、前半5分、9分、16分と3連続トライを取ったトヨタの攻撃力、素晴らしいです
ただその後、21分ペナルティーゴール、24分ドロップゴール、27分、33分にペナルティーゴールをパナソニック⑩松田選手が立て続けに決めて逆転
⑩松田選手もドロップゴールを「準備していた」と言っていました。
逆転さた直後の前半35分、今度はトヨタ⑩クロニエ選手がペナルティーゴールを決めて再逆転
前半は18-17、トヨタ自動車が1点リードして折り返します。
パナソニックが序盤に3トライも取られたのは意外でした。
2トライを決めたトヨタ⑭高橋選手の決定力、やっぱりすごいです
後半6分にパナソニック⑩松田選手、7分にトヨタ⑩クロニエ選手がそれぞれペナルティーゴールを決めて、前半と同じような展開になるのかなぁと思っていたら、終盤とんでもないことになりました
後半29分(22)山沢選手、29分⑪福岡選手、35分⑬ライリー選手、37分⑪福岡選手とパナソニックが4連続トライ
リザーブメンバーを出してギアチェンジ一度ボールを持つとどんどん突破して全然止められませんでした
これが王者パナソニック
トヨタ自動車ヴェルブリッツ 21-48 パナソニックワイルドナイツ
後半は3-31とかなり差が出ました。
終盤、トヨタが追い上げムードになるとパナソニックはスクラムで優位に立ったりしてチャンスを摘みました。
パナソニックは我慢して守るところ、一気に攻めるところ、セットプレーで勝つところをチーム全員が同じ意識でプレーしているように見えました
試合後のゲームキャプテン⑦布巻選手のインタビュー、カッコ良かったです特に「ファンや子供たちに『かっこいい』と思ってもらえるプレーをしたい」という言葉が好きです
トヨタ自動車は、トップリーグ15シーズンの中で6回目の4位。とても悔しい想いをしたと思います。試合後、泣いてなかなか立ち上がれない選手もいました
試合後の記者会見で、⑧リード選手が現役引退を表明。「選手としては日本で終わるつもりで、プロのラグビー選手としては今日が最後の試合だった」と。寂しいですし、もっとプレーを観たいですが、最後を日本でと決めて入団してくださって、日本のラグビーファンとして幸せです
(20)フーパー選手も退団の意思を表明。2023年のラグビーW杯フランス大会を目指してオーストラリアへ戻るそうです。トップリーグでの楽しそうな姿、忘れません。2023年のW杯での活躍を祈って、これからも応援しています
この試合を観た後、数時間、興奮が冷めませんでした
明日の試合もと~っても楽しみです