ジャパンラグビートップリーグ2021
プレーオフトーナメント準々決勝
5月9日(日) 12:45
クボタスピアーズ - 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
エコパスタジアム
トップリーグこれまでの通算対戦成績は神戸製鋼の10勝4敗。
ホワイト2位の神戸製鋼とレッド3位のクボタ。今シーズンの成績で見れば実力は拮抗しているはずですが、これまでの神戸製鋼の成績、特にトップリーグ初代王者で2019シーズンもチャンピオンということで、どうしても神戸製鋼が優位に感じていました。
でも、試合が始まるとクボタが気迫のこもったプレーでガンガン前に出ていました
前半2分、神戸陣内10mライン手前から22mラインまでクボタ⑫立川選手がゲイン→⑧バツベイ選手がトライ
7-0
7分、神戸⑩パーカー選手がペナルティーゴール失敗。
8分、クボタ⑤ボタ選手がハーフウェーラインから神戸陣内22mラインまでゲイン→パスが乱れて転がるボールを⑬テアウパ選手が拾って前に出てオフロードパス→⑪タウモハパイ選手のトライ
14-0
13分、クボタ⑩フォーリー選手がペナルティーゴール失敗。
23分、クボタ⑩フォーリー選手がペナルティーゴール成功
17-0
29分、クボタ陣内ゴールラインまであと2・3mのところで、神戸⑧ナエアタ選手の顎にクボタ⑩フォーリー選手が肩をぶつける危険なタックル。⑩フォーリー選手がレッドカード、退場となります。
36分、神戸製鋼がクボタ陣内を攻め、⑧ナエアタ選手がインゴール右サイドへトライしようとしますが、クボタ⑪タウモハパイ選手がタックルしてノックオン
38分、クボタ陣内22mラインで神戸のラインアウト→パスをつないで22mラインでラック→⑨日和佐選手→⑥フランクリン選手→④張選手→⑩パーカー選手のトライ
前半 クボタ 17-7 神戸製鋼
序盤は、神戸製鋼のディフェンスが固くクボタがアタックしてもなかなか前に進めませんでした。
それでもクボタの気合いに神戸製鋼のミスが増えて失点につながってしまいました。
⑩フォーリー選手の退場で14人となったクボタは、一人少なくなっても前に出るディフェンスで神戸製鋼のアタックを遅らせていました。
後半7分、クボタ⑭ファンデンヒーファー選手がペナルティーゴール失敗。
20分まで得点は動きませんでしたが、クボタがジャッカルやルーズボールへのセービング、スクラム優勢と一人少ないことを感じさせませんでした。
20分、クボタ⑭ファンデンヒーファー選手がペナルティーゴール成功
20-7
22分、ハーフウェーラインで神戸ボールのスクラム→BKへ展開→22mライン手前で神戸⑫ラファエレ選手がオフロードパス→(22)クルーデン選手→⑨日和佐選手のトライ
20-14
30分、クボタ陣内10mラインでクボタのラックからボールがこぼれ、神戸ボールに→パスをつないで→(23)モエアキオラ選手がディフェンスの裏へグラバーキック→⑪山下選手がトライついに逆転
20-21
34分、神戸陣内22mラインでクボタのラインアウト→モール→神戸がモールコラプシングの反則。
→35分、クボタ⑭ファンデンヒーファー選手がペナルティーゴール成功再逆転
23-21
この後、クボタがなんとかマイボールをキープしてノーサイド。
クボタスピアーズ 23 - 21 神戸製鋼コベルコスティーラーズ
点差を見ただけでも「うわ~」と思いますが、試合内容はもっと
14人になったクボタ、すごかったです。しかも司令塔の⑩フォーリー選手を欠くなんて。
⑫立川選手を中心に一人少ない分を全員でカバー。カッコ良かったです
②マークス選手、④ブルブリング選手、⑤ボタ選手もすごかったです
テレビ観戦だとカメラがボールを追いかけるので全体の動きは観られませんが、スタンドからクボタの選手14人がどんな風に動いてディンフェンスしているのか観たかったです。
あと、母の日仕様のピンクのソックス、素敵でした
神戸⑮山中選手のプレーを今シーズンはもう観られないと思うと悲しいですが、クボタ、応援したいです
この試合のレフリーを務めた戸田京介さんが、トップリーグ最後の試合だったそうです。
私がラグビーを観始めた頃からずっとトップレフリーだった戸田さん。一番印象に残っているのは、長良川で行われたトップリーグオールスターの試合です。岐阜県出身の戸田さんが地元で笛を吹きました。
お疲れさまでした