ジャパンラグビートップリーグ
プレーオフトーナメント二回戦
4月25日(日) 14:30
トヨタ自動車ヴェルブリッツ 49-29 日野レッドドルフィンズ
秩父宮ラグビー場
トヨタの速いアタックに必死にくらいつく日野ディンフェスの勢いがすごかったです
後半7分に28-10とトヨタが大きくリードしますが、その後2連続トライを取って4点差まで追い上げた日野
それでも終盤のトヨタが3トライを取って引き離します。強い
一度ボールを持つとすごいスピードでどんどんゲインしていきます
この試合はラインアウトが不調だったので、そこが早めに修正されていたらもっと点差がついていたかもしれません。
後半10分に、引退を表明していた日野(19)北川俊澄選手が入ります。
そして迎えた後半40分。試合終了のホーンが鳴ってから、トヨタ陣内ゴールラインから7・8m手前で日野のラインアウト→(19)北川選手がジャンプしてキャッチ→モール→(16)郷選手のモールトライ
もう勝負は決まっていましたが、最後FWで取ったトライに日野のみなさんの笑顔が輝いていました
そして、最後のコンバージョンキックは、(19)北川選手
LOなのでラグビー人生で初めてプレースキックを蹴ったそうですが、中学生の頃はサッカー部
中央より少し右側から蹴ったキックは、蹴った瞬間外れたことがわかる軌道でゴールの右側へ・・・
でも、素晴らしいノーサイドの瞬間でした
(19)北川選手はトヨタ自動車で16年、日野で2年プレー。最後の試合の相手がトヨタで、しかも最後にチームメイトがトライを取ってくれてコンバージョンキック
ラグビーの神様に愛されていますね
とっても清々しい笑顔でした
私が初めて北川選手を知ったのは、2007年に私がラグビーを好きになってすぐでした。私が好きになる前の早稲田大学と関東学院大学の大学選手権決勝のDVDで、ものすごく高いラインアウトで早稲田を苦しめていました
トヨタでもずっと試合に出ていて、日本代表キャップは43。2011年、ニュージーランドで行われたW杯に出場しました
↑北川俊澄選手。2010年3月のトップリーグオールスターのアフターマッチファンクションで撮っていただきました
このときは、大西さん、菊谷さんに比べて口数が少ない印象でした。
北川選手、熱いプレーと感動をありがとうございました
新しいステージでのご活躍をお祈りしています